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聴覚障害者に関するニュース、聾(ろう)文化や手話に触れて興味深かった事などを綴っていこうと思います。






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聴覚障害「支障なかった」 補充裁判員の女性…奈良地裁
2010年05月23日 (日) | 編集 |
聴覚障害「支障なかった」 補充裁判員の女性…奈良地裁

 強姦(ごうかん)致傷事件を審理していた奈良地裁の裁判員裁判で、補充裁判員を務めた聴覚障害のある50歳代の女性が21日の判決後、地裁内で記者会見した。聴覚障害者が裁判員・補充裁判員になったのは初めてとみられ、女性は「最初は不安だったが、勇気を持って臨んだ。障害を持つ人も積極的に、裁判に参加してほしい」と話した。

 女性は左耳が全く聞こえず、右耳は補聴器を付けるとわずかに聞こえるという。昨年11月、裁判員候補者名簿への登録通知が届いた際、辞退するかどうか悩んだ。娘に「絶対に行きや」と励まされ、「障害を理由に逃げたくない」と参加を決意したという。

 4日間の裁判で、女性は地裁が用意した法廷内のマイクの音声を拾う補聴器をつけ、3人の要約筆記者が入力するパソコン画面で審理内容を確認。女性は「目が疲れたけど、筆記者はもっと疲れていると思って頑張った」と笑顔で語った。

 橋本一裁判長も検察、弁護側双方に、「ゆっくり大きな声で話して」などと、協力を求めた。評議でも裁判員らの意見を書いた紙を張り出したという。

 この日の判決で、被告(23)に懲役8年(求刑・懲役9年)の実刑が言い渡された。女性は「審理が熱くなってくると、法廷でのやりとりが早口になって聞こえにくいこともあった。それでも、皆に配慮してもらい、支障は何もなかった。頑張ってやって良かった」と振り返った。

 高知地裁は1月、聴覚障害者の女性が要望した手話通訳の手配を怠り、女性に謝罪した。地裁に抗議した高知県聴覚障害者協会の山中睦子会長は、「障害者に対する司法の取り組みが、一歩進んだ」と評価した。

(2010年5月22日 読売新聞)
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