FC2ブログ
聴覚障害者に関するニュース、聾(ろう)文化や手話に触れて興味深かった事などを綴っていこうと思います。






スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2.2万人を導く 世界初「盲聴導犬」訓練中、滋賀の聴覚障害者施設
2010年04月14日 (水) | 編集 |
2.2万人を導く 世界初「盲聴導犬」訓練中、滋賀の聴覚障害者施設

 視覚と聴覚の重複障害者「盲ろう者」が利用できる補助犬「盲聴導犬」の訓練に、滋賀県守山市の聴覚障害者施設が取り組んでいる。盲導犬や、聴覚障害者をサポートする聴導犬はすでに実用化されているが、厚生労働省によると、盲聴導犬は世界的にも例がないという。施設では「社会から孤立しがちな盲ろう者の生活やコミュニケーションに役立つ補助犬を育てたい」と意気込んでいる。

 訓練に取り組むのは「びわこみみの里」(守山市水保町)。施設に通う滋賀県草津市の盲ろう者、岡田昌也さん(44)が、家族らの介助がなければ外出が困難なため「補助犬を使って自由に歩きたい」と望んだのがきっかけ。昨年4月から厚労省の補助事業で訓練を始め、補助が終了した今年4月以降は寄付金などをもとに継続している。

 盲導犬に多く用いられているラブラドール・レトリバーを採用。盲導犬を訓練している「京都ケアドッグステーション」(京都府長岡京市)の訓練士、仲川愛さん(26)が、岡田さんとともに週1回、施設内で調教を続けている。

 盲聴導犬の育成で難しいのは、盲ろう者が犬に触れることで指示を出したり、車の接近など危険を感じ取ったりすること。このため、犬の顔に手で触れて進む方向を示すほか、犬に特殊な誘導器具をつないで、犬の動きを感じ取りやすくした。

 手をたたいて音を出すことで犬を近づける工夫をするなど、根気よく続けた訓練が実を結び、岡田さんと犬のリズムも合ってきた。岡田さんは、机などの障害物を前に立ちどまる犬の動きをきちんと感じ取り、施設内を歩き回れるようになったという。「最初はうまくいかなかったが、互いに成長した」と進歩を実感する。

 厚労省によると、盲導犬は全国で千頭以上、聴導犬は昨年8月調査で19頭。盲聴導犬の実用例は「世界的にも聞いたことがない」(同省担当者)という。

 盲ろう者が犬のサポートだけで外出するには危険な状態で、飼育方法の確立や法整備が課題。中村正所長は「盲ろう者の障害の程度に応じた犬も育成し、実用化へ努力したい」と話した。

(2010.4.13 MSN産経ニュース)
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。