聴覚障害者に関するニュース、聾(ろう)文化や手話に触れて興味深かった事などを綴っていこうと思います。






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吉祥寺の朝市で手話講習会-「サイレント・カフェ」スタッフらが伝授
2012年05月26日 (土) | 編集 |
吉祥寺の朝市で手話講習会-「サイレント・カフェ」スタッフらが伝授

 耳の聞こえないスタッフが接客を担当する「サイレント・カフェ」(武蔵野市吉祥寺本町1)は5月20日、吉祥寺「ハモニカ横丁朝市」で無料の手話講習会「ハモニカ横丁でしゅわっち! バリアフリー青空手話講習会」を開催する。

 
 講習会は、昨年10月より月1回ハモニカ横丁朝市に出店する同店と、「ハモニカ横丁朝市実行委員会」のコラボレーションで開催。「吉祥寺の街にバリアフリーの波を広めたい」という同店の思いと、同委員会が取り組む吉祥寺の街の活性化活動から実現した。

 会場は、吉祥寺駅前の「ハモニカ横丁内広場」(雨天時は「ハモニカキッチン」2階)。同店の聴覚障がいを持つスタッフとボランティアが講師を担当。公募による参加者や朝市の来場客に、自分の名前や道に迷っている聴覚障がい者を案内する場面などを想定した簡単な手話を伝授する。

 開催時間は、8時30分~8時50分、9時~9時20分の2回 (参加者入れ替え制) 。参加者特典として「サイレント・カフェ」の割引チケットも進呈する。定員は各回10 人程度(席があれば飛び入りも可)。

 「ソーシャル・デザイン」をテーマに掲げる「第7回ロハスデザイン大賞2012」の「コト部門」にも最終ノミネートされた同店。同18日~20日に新宿御苑(新宿区内藤町)で開かれる「ロハスデザイン大賞 新宿御苑展」(ロハスクラブ主催、環境省共催)では、カフェ事業についてのパネルも展示される。代表の渡辺由貴さんは、「大賞は皆さんの投票によって決定される。20日のハモニカ朝市の後は、新宿御苑にも立ち寄っていただきたい」と呼び掛ける。

吉祥寺経済新聞 - 2012年5月17日
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方言だって手話で誰でも
2012年05月22日 (火) | 編集 |
方言だって手話で誰でも

越前市のサークル「はぐるま」、冊子作成


福井県越前市の手話サークル「はぐるま」の顧問、福島幸一さん(61)(越前市中新庄町)が、誰でも簡単にできる手話を説明した冊子「今日から手で話そう!!」を作った。特定の地域でしか通用しない“手話の方言”を示したほか、おろしそばやコウノトリなど越前市の名物をどう表現するかも収めている。43年間、手話を学んできた福島さんは「多くの人に奥深さを知ってもらいたい」と言い、はぐるまでは希望者に無料で送っている。

 福島さんによると、県内で手話通訳が盛んになったのは、1968年の福井国体の後に開かれた全国身体障害者スポーツ大会がきっかけだった。全国で初めて開会式で十数人が手話通訳をし、この人たちが県内に多くの手話サークルを作った。福島さんが住んでいた旧武生市でも、ろう学校を卒業した難聴者の同級生が開き、高校卒業後にすぐに参加した。

 当時は、手話自体があまり知られておらず、手軽な教材もなかった。同級生から筆談やジェスチャーなどで教わり、建築・設計事務所を経営する傍ら、学び続けてきた。

 今回作った冊子はA4判、282ページ。一般的な会話や単語のほか、「新幹線」「オリンピック」などの時事用語を含み、すべてイラストを使って分かりやすく説明している。「コウノトリ」は県が繁殖に取り組み始めて注目が集まったため、はぐるまで新たに表現を創作した。

 かつて県内限定で使われていた地名の手話も多く記した。例えば、「敦賀」。今は鶴の手話と「が」の指文字で表すが、昔は髪の毛がなくて頭がツルツルしているしぐさで表現した。「あわら」は温泉で表し、「永平寺」は他の地域では奈良を表す大仏のポーズで通用したことを紹介した。

 こうした地域限定の表現は、全国的に手話が広がるにつれて表現方法が統一されたため、使う機会が減っていったという。福島さんは「表現が生み出された背景には、地域の伝統や先人たちの苦労がある。文化として残す必要がある」と話す。新しい言葉やさらに多くの方言を盛り込んだ第二弾を作成中という。

 冊子の申し込みは、サークル事務局の幸田穣治さんのメール(‐kouda‐@ezweb.ne.jp)に送る。送料もサークルが負担する。

(2012年5月21日 読売新聞)
日本手話:イラストで学ぶ テキスト出版、ろう者の日常を想像
2012年05月17日 (木) | 編集 |
日本手話:イラストで学ぶ テキスト出版、ろう者の日常を想像

 ろう者が日常的に使っている「日本手話」を学ぶためのテキスト「日本手話 コミポン」(星湖舎、税込み1260円)が出版された。手話を一つの言語としてとらえてもらおうと、同書にはイラストのみが掲載され、日本語の説明は一切ない。「関西手話カレッジ」(大阪市中央区)の聴覚障害の講師らが企画した。

 手話には「日本手話」と「日本語対応手話」がある。日本手話はろう者が生活の中で作り出し、日常的に使われている。

 同書では、例えば「職業」や「季節」、「動作」などを表すイラストだけが掲載されており、日本語の解説や、手話の手順などは記載がない。学ぶ人はイラストを見て意味を想像し、講師も手話だけを使って表現を教える。わからなければ、講師に繰り返し教わることで、手話を身に着けていく仕組み。独学でなく、コミュニケーションを必要とするテキストだ。

 関西手話カレッジ講師の矢野一規さん(62)と中上美雪さんが企画。イラストは、俳優の砂田アトムさんが担当した。3人ともろう者だ。

(毎日新聞 2012年05月15日)
ACワークス、手の形で文字を表す無料フォント「指文字フォント」公開
2012年05月17日 (木) | 編集 |
ACワークス、手の形で文字を表す無料フォント「指文字フォント」公開

ACワークスは、手の形を文字に対応させる視覚言語「指文字」を再現したフォント「指文字フォント」を公開した。

同フォントは全角かなと全角英数字を「指文字」に変換するもの。「指文字」を実際に手話の補助として使う場合、かなの濁点や半濁点、小文字といった物は手の動作によって表現するため、同フォント単体でそれらを表現することはしていない。

これらのフォントは、ACワークスが運営する無料フォントのダウンロードサイト「フォントAC」内で公開されている。会員登録を行えば、このたび公開された「指文字フォント」だけでなく、「楷書」や「行書」の毛筆フォント、また日本語フォント「美人の字」と「男の字」などをはじめ、ユニークなTrueTypeフォントをダウンロードできる。

なお、同サイト内でダウンロードしたフォントは、個人、商用利用問わず無料で使用することが可能。ホームページの作成や印刷物の作成などに際して、クレジット表記や許可申請などの必要はないという。

(2012.5.17 マイナビニュース )
東日本大震災、聴覚・視覚障害者の死亡率は2倍 避難所でも大きなハンディ負う
2012年05月14日 (月) | 編集 |
東日本大震災、聴覚・視覚障害者の死亡率は2倍 避難所でも大きなハンディ負う

目や耳に障害があると、日常生活に苦労する。ましてや、2011年3月の東日本大震災のような状況ではどうだったか。一般からはなかなか想像できない大震災下の聴覚・視覚障害者の困惑ぶりが12年4月21日、東京で開かれた医療・福祉関係者の交流会で語られた。

「移動と情報の不自由」強いられる
財団法人全日本ろうあ連盟事務局長の久松三二さんは救援活動に取り組んだ。NGO団体などは、岩手、宮城、福島3県の聴覚障害者1671人の安否を調べ、17人 (1%) の死亡を確認した。一方、NHK調査によると、3県には聴覚障害者が3753人おり、2%の75人が犠牲になっていたとわかった。安否確認や支援活動では個人情報保護法が支障になった。聴覚障害者の死亡率は健常者を含めた全体の死亡率の2倍だった。

最大の情報源であるテレビでは、字幕や手話通訳が重要だ。欧米ではかなり多くの番組に手話通訳が付いている。また、お隣の韓国でも放送法を改正し、聴覚障害者の支援を義務づけ、2016年までに字幕は100%、手話は5%の達成目標を定めた。

一方、日本のテレビでは総放送時間の4割強に字幕が出るが、くわしく内容を追える手話通訳付きはNHK教育放送が2%ほどで、他はほとんどなく、「努力目標」にすらなっていない。久松さんは手話通訳の必要性をこんこんと訴えた。

視覚障害者の支援団体・神戸アイライト協会会長の新阜(におか)義弘さんは「移動と情報の不自由」を訴えた。視覚障害者は慣れない場所では動けず、とくに避難所でのトイレは、後の処理をだれかに頼まざるをえず、苦労した。

ラジオ、テレビの情報は、ラジオ所持が少なく、テレビのテロップが音声化されない場合が多かった。また避難所のさまざまな情報が張り紙であったことで疎外された。

障害者手帳を持つ視覚障害者の66%は65歳以上で、中高年になってから障害が深刻になったケースが多く、見えない状況を家族にもはっきりいっていない場合もあった。「視覚障害は災害時の大きなハンディキャップだ」との新阜さんの叫びが耳に残った。(医療ジャーナリスト・田辺功)


J-CASTニュース - 2012年5月13日


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