聴覚障害者に関するニュース、聾(ろう)文化や手話に触れて興味深かった事などを綴っていこうと思います。






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足立梨花、独学手話でいざ初舞台「やる以上は完璧に
2011年08月30日 (火) | 編集 |
足立梨花、独学手話でいざ初舞台「やる以上は完璧に

 女優の足立梨花(18)が、企画演劇集団ボクラ団義の公演『オーバースマイル』(8月31日(水)~9月4日(日) 池袋シアターグリーン)で初舞台に挑む。耳の聴こえない少女役で、セリフは一切ないものの、未体験だった手話を全編通して披露する難役。このたびORICON STYLEのインタビューに応じた足立は、舞台に対して「食わず嫌いなところがあった」と素直な想いを明かしつつ「表情が大事になってくる。同時に動作や感情も」と気を引き締める。新たな挑戦が、今後の足立にとって大きな武器になると感じる日々でもあるという。


 初舞台というのは、誰もが不安や緊張感に駆られるものだろう。足立も例外ではなく「最近、『恐い』しか言ってないです」と顔を手で覆い「私、照れ屋なんで、お客さんを前にすると恥ずかしいって思っちゃう。大丈夫かな」と不安要素を並べる。

 それでも負けず嫌いな性格が彼女の背中を押す。「やる以上は中途半端なものは見せたくない。完璧にできないと嫌なんです」。稽古でも、耳が聞こえない役の心情になって演出に対して積極的に意見するなど、リアルな舞台づくりに余念がない。

 今作の軸となるのはやはり手話。勉強法を聞いてみると「先生がいないから、独学」と、あっさりと返答。「今年の6月くらいから手話の本やNHKの講座番組を見て学んでます。最初はわけがわからなかったけど、やっていくうちにスラスラできるようになりました。いずれはプロフィールに「特技は手話」って書きたい」と、手応えをつかんだ今、口も滑らかだ。

 「『なんで?』を1番最後に付けたりとか、手話にも文法があって、いろいろ難しいんです。台本だと、例文通りにいかないし、手話で表せない単語があるので、別の意味に置き換えてやってみたり。頭を使いますね~」と、自然に笑みをこぼす余裕も生まれている。

(ニコニコニュース - 2011年8月29日)
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聴覚障害者の交通事故被害 神奈川県警、手話通訳要請を放置
2011年08月15日 (月) | 編集 |
聴覚障害者の交通事故被害 神奈川県警、手話通訳要請を放置

 先月十一日午後、中原区井田中ノ町で、聴覚障害のある女性(48)=同区=が交通事故に巻きこまれた際、女性が県警の「メール一一〇番」や現場の警察官に手話通訳者派遣を何度も要請したにもかかわらず、要請が放置されていたことが十三日、分かった。聴覚や言語に障害がある人が事故などに巻き込まれた場合、県警の通訳センターが手話通訳を派遣するシステムがありながら、稼働しなかった。

 現場は片側一車線の県道。中央線を越えた対向車が、女性が運転する乗用車と接触した。中原署は事故相手の男性(71)を自動車運転過失傷害の疑いで書類送検した。

 女性は事故直後、県警の「メール一一〇番」に、計三回、「今、事故がありました。私は耳が聞こえません。手話通訳を派遣してください」と携帯から送信したが、「どうしましたか」という返信が来るだけで、手話通訳者は来なかった。現場に来た警察官にも、何度も手話通訳派遣を頼んだが、通訳は来なかった。

 取材に対し、中原署は「現場の警察官は手話通訳を派遣する制度を知らなかった」としたうえで「筆談と身ぶりでコミュニケーションは取れた」と説明している。

 一方、女性は「身ぶりで事故状況を説明しようとしたが、警察官が私の顔の前で手を振ったり、人さし指を口にあてて『しーっ』という身ぶりをした。圧迫を受け屈辱的だった。差別されたと感じた」としている。

 女性が所属するNPO法人「川崎市ろう者協会」が十二日、聴覚障害者の知る権利や発言する権利が奪われ、人権を侵害したとして中原署に抗議文を提出。手話通訳派遣制度の周知徹底などを求めた。同署は「おわび申し上げる」と陳謝したが、県警通訳センターの対応も問題化しそうだ。

(2011.8.14 東京新聞)
聴覚障害の写真家 初の個展
2011年08月03日 (水) | 編集 |
聴覚障害の写真家 初の個展

アーツ千代田3331で
 赤ん坊を抱き上げる女性、トランペット吹きの少女――。逆光での撮影にこだわる写真家による初の個展「絶対」が千代田区内で開かれている。写真家は、聴覚障害のある斎藤陽道(はるみち)さん(27)=写真=。逆光を使い、日常の光景から「絶対的な存在」を浮き上がらせる独特の作風を編み出した。


 生まれつき聴覚に障害がある斎藤さんが、「初めて自由に言葉を交わす感覚を知った」のは、高校に入ってから。小中学校は練馬区の公立校。相手の口の動きを読みながらの会話では、内容がよくわからなかった。「わからない」とも言えず、いつも自分の発音のおかしさが気になって、次第にふさぎ込んだ。高校から入った特別支援学校で手話を学び、感動を覚えた。あれだけ苦労した「おはよう」という当たり前のあいさつも手話を使えば単純にできる。当たり前のことが驚きだった。

 カメラの世界に魅せられたのは、同校専攻科の頃だ。夏休みに西日本に向かった際、使い切りカメラで風景をひたすら写した。戻って写真を現像してみると、旅先で普通にしか見えなかったものが、非日常的なものに見え、写真の世界に引き寄せられた。

 その後、気をよくして安い一眼レフを買ってはみたが、思い通りの写真にならなかった。聴覚障害者を撮影しても、そこに写っているのは「ただの人」。ろう者の内面がにじむような写真を撮りたいと思い、技術を身に着けるため写真の専門学校にも通った。プリンターとスキャナーを購入し、ようやく自分のイメージ通りの作品ができるようになったのは最近のこと。新人写真家の登竜門の「キヤノン写真新世紀」で、2009年は佳作、10年は優秀賞を受賞した。今、撮影したいのは「当たり前なことの当たり前でなさ」という。

 12日まで(火曜休み)。千代田区外神田のアーツ千代田3331内208号室。入場無料。問い合わせはエイブル・アート・ジャパン(03・5812・4622)。

(2011年8月3日 読売新聞)
手話辞典、14年ぶりに改訂 「メタボ」「インターネット」など新語2000例を追加
2011年08月01日 (月) | 編集 |
手話辞典、14年ぶりに改訂 「メタボ」「インターネット」など新語2000例を追加

 東日本大震災を機に首相官邸の記者会見で手話通訳がつくなど、「手話」にあらためて注目が集まる中、全日本ろうあ連盟が14年ぶりに改訂、発行した手話辞典が「使いやすい」と関係者の間で話題だ。「インターネット」や「メタボリック症候群」など、新しい手話約2千例を追加収録。イラストが豊富で初心者でも学びやすいとして、学校関係者や自治体から問い合わせが相次いでいる。

 改訂されたのは「新日本語-手話辞典」。平成9年の発刊当時は、例文と手話のイラストが対応した画期的な辞典として評判を呼び、優れた言語学・日本語学の研究に贈られる新村出(しんむらいずる)賞を受賞。これまでに4万部を売り上げた。

 今回の改訂で約2千例を追加し約1万の会話例を収録。特に「インターネット」「エコ」「メタボリック症候群」など、近年使われるようになった外来語や医療用語、スポーツ用語などを充実させた。

 「インターネット」は、「イ」を示す手の動きを回転させてネットワークを表現。「メタボリック症候群」は、「代謝」と「症候群」という動作を組み合わせ、「シンクロナイズドスイミング」は、逆立ちして足を開いたり閉じたりする動きを手で表現している。

 編集委員で監修も担当した梅花女子大の米川明彦教授(56)は「同じ『切れる』という言葉でも、『期限が切れる』と、『かっとなって切れる』では全く表現が異なる。手話は単語だけ知っていても使えないが、この辞典は例文が豊富なのでこれから学ぶ人にも役立つ」と話す。

 発売元の中央法規出版(東京都)によると、「情報バリアフリー」に関心を寄せる自治体や、福祉の授業に活用したいとする学校関係者から問い合わせが相次いでいるという。

 米川教授は「役所や病院などいろんな所で、手話を使う人が少しでも増えてくれれば」と話している。

 辞典はB5判、1808ページ。定価は税込みで2万3100円。問い合わせは全日本ろうあ連盟(電)03・3268・8847。

MSN産経ニュース - 2011年7月25日
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