聴覚障害者に関するニュース、聾(ろう)文化や手話に触れて興味深かった事などを綴っていこうと思います。






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視聴覚障害者 体感ライブ
2009年10月28日 (水) | 編集 |
視聴覚障害者 体感ライブ

 目や耳の不自由な人たちにも音楽を楽しんでもらえるライブイベント「エンターテイメントサーカス」が、今年は11月1日、名古屋市千種区今池4丁目のライブハウス「ボトムライン」で開かれる。
 名古屋で活動するミュージシャンの有志らの手で06年から昨年まで、同市中区新栄のクラブダイヤモンドホールで開かれてきた。今回が4回目になる。視聴覚障害者が一緒に音楽を楽しめるように、会場に大型スクリーンとプロジェクターを設置して、全曲の歌詞を映し出し、ボランティアの手話通訳もステージに立つ。
 今年で結成20周年を迎えた聴覚障害者らでつくるロックバンド「BRIGHT EYES(ブライト・アイズ)」のほか、和太鼓グループ「和太鼓塵輝(じん・き)」、ロックバンド「B.S.R.」など計8組が出演する。「B.S.R.」のリーダーで、イベントの実行委員長石川徹さん(42)は「障害という壁を越えて一緒にリズムを刻み、響き合い、熱く演奏する姿を名古屋から発信したい」と意気込んでいる。
 午後3時開演、午後9時終演の予定。入場料2千円(別に飲み物代500円)。売り上げの一部は県聴覚障害者協会などに寄付する。問い合わせは、石川さん(090・3484・4581)へ。

(2009.10.27 朝日新聞)
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手話で演出 演劇体験 聴覚障害者のシーレイ氏が12月に指導=埼玉
2009年10月26日 (月) | 編集 |
手話で演出 演劇体験 聴覚障害者のシーレイ氏が12月に指導=埼玉

 聴覚障害のあるイギリス人演出家ジェニー・シーレイ氏を講師に招いた演劇ワークショップ(体験講座)が12月、さいたま市中央区の彩の国さいたま芸術劇場で開かれる。障害者による芸術を広く紹介する「県障害者アートフェスティバル」(11?12月)の一環。県は参加者を募集している。

 シーレイ氏は、身体障害のある俳優らによる劇団「グレイアイ・シアター・カンパニー」(英国)の芸術監督で、自身も役者として活動。2007年に来日した際には、日本人の障害者らとともに公演し、演じ手と観客が障害の有無に関係なく楽しめる演出技法が、高く評価された。

 講座参加者は、劇場小ホールの舞台に上がり、当日発表されるテーマに基づいて、感じたままに表現・創作する。シーレイ氏は手話を用いながら、参加者の様々な表現手法を引き出していく。

 県障害者福祉推進課は「身体的な障害があっても、自分の中の新たな表現方法を発見できるはず」としている。

 参加無料。募集の対象は、高校生以上で、12月5、6日(いずれも午前11時?午後5時)の両日参加できる人。障害や演劇経験の有無は問わない。定員は16人で応募多数の場合は抽選する。

 「演劇ワークショップ希望」と明記し、住所、氏名、年齢、性別、電話またはファクス番号、障害の有無と種別を記して、Eメール(a3310@pref.saitama.lg.jp)かファクス(048・830・4789)で11月13日までに申し込む。問い合わせは同課(048・830・3312)へ。


(2009年10月25日 読売新聞)
手話使わずに健常者と交流深める催し
2009年10月19日 (月) | 編集 |
手話使わずに健常者と交流深める催し

 耳の不自由な人と健常者が一緒に活動する人形劇団「デフ・パペットシアター・ひとみ」(神奈川県川崎市)の善岡修代表らが、手話を理解できない場合などでも相手とコミュニケーションを深める方法と、その楽しさを体験する催しを鳥栖市民活動センターで開いた。

 鳥栖市中央公民館で11月に予定している公演のPRも兼ねた。みやき町の病院で手話を学んでいる看護師や職員ら約20人が参加。相手の口の動きを見て、何という動物や果物の名前を言っているのか当てたり、表情や視線、手足の動きで相手に自分が思っていることを伝えたりするゲームを体験した。

 善岡さんたちが舞台で動かす人形に、色々な動作をさせることも教わった。参加した男性は「音がなくても、みんなで楽しめることはたくさんあるということを、ほかの人たちにも伝えたい」と話していた。

 同劇団は1980年、財団法人「現代人形劇センター」が結成した。人形劇に体全体を使った動きを取り入れ、既成概念にとらわれない新しいタイプの芸術を創造しようと活動を続けてきた。国内だけでなく、海外でも公演。同センターの森元勝人理事長は「せりふがないので、どこででも内容が伝わるのが特長です」とアピールしている。

 鳥栖での公演は11月5日午後7時に開演。家族のきずなをテーマにした「はこBOXES・じいちゃんのオルゴール」を上演する。文化庁の補助を受けているため、入場料は一般400円、中学生以下200円。問い合わせは横田研治さん(080・1777・8229)へ。

(2009年10月17日 読売新聞)
文字サイズ変更小中大.この記事を印刷.エンターテイメントサーカス:音楽で障害の壁越える 千種で来月1日にライブ /愛知
2009年10月17日 (土) | 編集 |
文字サイズ変更小中大.この記事を印刷.エンターテイメントサーカス:音楽で障害の壁越える 千種で来月1日にライブ /愛知

 視聴覚障害者と健常者が同じステージに立ち、観客と一緒に音楽を楽しむライブイベント「エンターテイメントサーカス2009」が11月1日、名古屋市千種区今池のボトムラインで開かれる。大型スクリーンに歌詞や写真を映し出し、ステージに手話通訳を置くなど、できる限り障害の壁を感じないよう工夫するのが特徴だ。

 06年から毎年開催しており今年で4回目。「障害の壁を越える音楽の可能性」をテーマにした全国的にも珍しいライブで、昨年は約500人が訪れた。

 企画したのは、インディーズロックバンド「B.S.R.(ビー・エス・アール)」のボーカルでリーダーの石川徹さん(42)=小牧市。05年の愛知万博で「障害者向け映画」の存在を知り「障害者が演奏するなど、障害の垣根を越えて一緒に音楽を体験できるライブを」と思ったのがきっかけだ。

 今回は、メンバー5人中4人が聴覚障害を持つ名古屋市の手話ロックバンド「ブライトアイズ」やB.S.R.など8組が参加する予定。イベントの売り上げの一部は社会福祉団体や聴覚障害者団体などに寄付される。

 石川さんは「今回の出演者は10代?50代と幅広く、ロック以外の音楽もある。一緒に盛り上がりたい」と話している。

 ライブは11月1日午後3時から(2時半開場)。入場料2000円。問い合わせはボトムライン(電話052・741・1620)。
(2009.10.16 毎日新聞)
映画「ゆずり葉」…聴覚障害者の人間ドラマ、実話ベース、手話生かす
2009年10月02日 (金) | 編集 |
映画「ゆずり葉」…聴覚障害者の人間ドラマ、実話ベース、手話生かす

 2世代のカップルの恋と死別、葛藤(かっとう)などを軸に、聴覚障害者をめぐる人間模様を描いた映画「ゆずり葉」が公開されている。実話を基にした構成や手話表現を生かした映像に、共感の輪が広がっているという。

 作品は103分(字幕付き)。舞台は「法令による障害者の資格制限などは差別だ」として制限撤廃を求める運動が盛り上がりを見せた1999年の東京。健聴者で身重の早苗の死に30年余り苦しみ、運動からも退いた、ろう者の敬一を主人公に展開する。敬一役はろう演劇のベテラン庄崎隆志さん、早苗役はSPEEDの今井絵理子さんで、大和田伸也さんや山口果林さんらも出演。

 監督・脚本を務めたろう者の早瀬憲太郎さんは「まず、映画として魅力あるストーリーを追求した。人間ドラマをきちんと描くことで、ろう者を取り巻く問題を知ってもらいたかった」としている。

 全日本ろうあ連盟が創立60周年を記念して製作。若葉が育って初めて古い葉が落ちるというユズリハにちなむ作品名に、若い世代へ活動を引き継いでいく意義を託した。

 上映は都道府県ろう団体を中心に地域で実行委員会を発足させて6月から行っており、来春まで続く。堺市の実行委によると、9月上旬にあった上映会には763人が来場し、約7割は健聴者だった。事務局長の佐々木直子さんは「『日常では分からない、ろう者の困難に気づいた』『自分も次世代につながっていると考えさせられた』などの感想が寄せられた」と話す。

 上映日程の詳細は連盟(03・3268・8847、ファクス03・3267・3445)へ。ホームページ(http://www.jfd.or.jp/)でも紹介している。今月11日までの会場は次の通り。

 ▽3日 広島市安芸区民文化センター▽4日 徳島市徳島ホール▽10日 徳島県吉野川市アメニティセンター▽11日 滋賀県東近江市八日市文化芸術会館、大阪府藤井寺市立市民総合会館、高松市サンポート高松

(2009年10月01日 読売新聞より)
診療 手話もOK -山口県周南市
2009年10月02日 (金) | 編集 |
診療 手話もOK -山口県周南市

◆周南市の医院、スタッフ8人もマスター
  周南市大内町の「宮里クリニック」(宮里薫院長)が、聴覚障害のある人の診察に手話を採り入れている。手話しかコミュニケーション手段がない人にとって、医師らの説明を理解するには手話通訳者に頼らざるをえないが、医療者が手話を使えれば急病の時でも通訳を待たずに受診できる。クリニックは「聴覚障害者が自由に思いを伝えたり、聞いたりできる診療に取り組んでいきたい」と話している。

  「ひざが痛みますか?」。クリニックの宮里肇医師(40)が聴覚障害者の患者に、手のひらを上向きにして指を軽く曲げ、左右に小さく震わせた。「痛い」を意味する手話表現だ。ほかにも「血圧が高いですよ」「薬は4週間分出しましょう」など診察内容を手話で次々と伝えていく。

  聴覚障害者が医療機関を受診するときは通常、障害者自立支援法のコミュニケーション支援事業に基づいて、手話通訳者や要約筆記者などの派遣を依頼することが多い。

  しかし、このクリニックでは、医師のほか看護師や受付事務員など8人の常勤スタッフも手話がある程度でき、患者とのコミュニケーションに努めている。

◆障害者「急病も安心」
  「手話が通じるのがうれしい」。受診した聴覚障害者の菱川洋平さん(65)は、満足そうな笑顔でそう手話で表した。「専門的なことは難しいけど、手話通訳がいない時でも自分1人で受診できる。急に体調が悪くなっても、通訳を待たずに診てもらえるので安心です」

  宮里医師は「聴覚障害者の人たちが患者で来られるようになって、スタッフも自然と手話が出来るようになった」と言う。市内の聴覚障害者生活支援センター「こすもすの家」のメンバーを招いてクリニックで手話教室を開くなど、勉強も重ねている。

 宮里医師は内科とリウマチ科が専門。周南市出身で大阪の大学病院で働いていたが、5年前に帰郷し、市内の病院で働き始めた。手話を覚え始めたきっかけは、その病院に筆談が難しい聴覚障害者が入院したことだった。

  幼児期より前に聴覚を失った人は音と文字とが結びつかず、健聴者と同じように読み書きすることができない人も多い。しかし入院すると、通訳がいない時でも診察や日々の体調確認など日常的に会話が必要になる。意思疎通を図ろうと身ぶり手ぶりでコミュニケーションをとるうち、少しずつ手話を覚えていったという。

  「手話で受診できる」という評判が広がり、今では多くの聴覚障害者が受診に訪れるようになった。

  「聴覚障害者の中には(説明の意味が)理解できなかったことを医師に伝えられず、分かってもらえないから聞かなくなるという悪循環がある」と宮里医師。「手話だと相手の伝えたいことを引き出しやすい。耳が不自由なことで遮断される情報の壁をとりはらいたい」と話している。

(2009.10.1朝日新聞より)
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