聴覚障害者に関するニュース、聾(ろう)文化や手話に触れて興味深かった事などを綴っていこうと思います。






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ものがたり’09夏:映画「ひめゆり」の手話弁士 うめき、祈り…探る指
2009年07月28日 (火) | 編集 |
ものがたり’09夏:映画「ひめゆり」の手話弁士 うめき、祈り…探る指

リハーサルする手話弁士の米内山明宏さん=小出洋平撮影 <(兵隊さんが)弱々しい声で呼んだんです。近づいていくと、「ぼくの手を握ってくれ」と。この人は手がありませんでしたので、腕をつかんで「しっかり握っていますよ」と励ましたんです>

 沖縄戦で看護活動に動員されたひめゆり学徒22人の証言を記録したドキュメンタリー映画「ひめゆり」が上映された26日の川崎市アートセンター。スクリーン脇に、ろうあ者の米内山(よないやま)明宏さん(57)が、手話弁士として登壇。今、多くが80歳を超えた“おばあ”たちが語る激戦や死の様子を、流れるような両手で表現した。

 米内山さんが幼いころ、両親はよく映画館に連れて行ってくれた。「風と共に去りぬ」「美女と野獣」。洋画の字幕を追い夢中になった。「映画が自分にとっての学校でした」。ただ、字幕だけでは役者の声色まではつかめない。まして字幕のない邦画は遠い存在だった。

 手話弁士を務めるきっかけは、「より多くの人に知ってほしい」とおばあたちに託された柴田昌平監督(45)が今年、字幕付き上映を米内山さんに相談したことだった。映画をきっかけに芝居にのめり込んだ米内山さんは、80年に日本ろう者劇団を設立し各国で公演を重ねていた。脚本を読み心を揺さぶられたが、こう答えた。「私たちにとって、(字幕でも)日本語は母国語ではありません」。柴田監督との間で、手話弁士をつけるアイデアが生まれた。

 上映を見たろう者からは「手話弁士の登場を待っていた」「初めて安心して映画を見られた」との声が寄せられた。でも米内山さんには、まだ、「苦しみや平和への祈りを表現しきれているか」との不安がある。自分が表現したいのは、忘れたい記憶を振り絞るように語る声の悲しい響きだ。「いつか沖縄を訪ね、おばあさんたちにも見てほしい。自分の手話はあの戦争を確かに伝えられているだろうか」

 「ひめゆり」手話付き上映は28日午前10時、川崎市アートセンター(電話044・959・2255、ファクス044・959・2200)。

 8月15、16日午後0時45分、横浜市のシネマ・ジャック&ベティ(電話045・243・9800、ファクス045・252・0827)。ともに要予約。

(毎日新聞 2009年7月27日)
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「デフリンピック知って」 バレー・猪野さん、豊島区表敬=東京
2009年07月28日 (火) | 編集 |
「デフリンピック知って」 バレー・猪野さん、豊島区表敬=東京

 台湾で9月に開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「台北デフリンピック」に男子バレーボール日本代表として出場する猪野康隆さん(35)(府中市)が24日、勤務先がある豊島区役所を表敬訪問した。猪野さんは「メダルを取り、デフリンピックを広く知ってもらいたい」と抱負を語った。

 聴覚障害者は、ほかの障害に比べ競技能力が高いとされ、パラリンピックへの出場が認められていない。このため、4年ごとに聴覚障害者の国際スポーツ大会が開かれており、2001年から現在の名称となった。猪野さんは、デフリンピックとその前身の大会に過去3回出場。現在は人材派遣会社で派遣社員向けの手話講習を担当している。

(2009年07月27日 読売新聞)
聴覚障害者教育、環境整備を 滋賀の会発足 現状や課題など協議=滋賀
2009年07月13日 (月) | 編集 |
聴覚障害者教育、環境整備を 滋賀の会発足 現状や課題など協議=滋賀

 耳の不自由な子どもの教育環境整備を目的に「滋賀の聴覚障害教育を考える会」が発足し、草津市立サンサンホール(草津市大路)で設立総会が開かれた。県内ではこれまで、聴覚障害の現状や課題を協議する場がほとんどなかったため、県ろうあ協会と県立聾(ろう)話学校教職員組合、県手話通訳問題研究会が、2年前から設立準備を進めてきた。

 総会には、保護者や手話サークルの会員ら約60人が出席。金沢大の武居渡・学校教育学類准教授(聴覚障害心理学)が記念講演し、「子どもの教育はろう学校の中だけで考える時代ではない。成人ろう者を含む地域全体で支えましょう」と呼びかけた。

 会によると、県内にいる聴覚障害を持つ小中学生は約120人。耳の聞こえ方や発達の状況によって言語の習得レベルが異なるため、周囲の理解と協力が欠かせないという。今後は学習会やフォーラムの開催、会報の発行を通し、保護者や教育関係者、地域住民らとのネットワーク作りを目指す。

 高校1年の三男(15)に聴覚障害があるという守山市の女性(50)は「専門性を持つ教師が少なくなり、不安を感じている。きちんとした教育が受けられるよう、いろんな人に助けてほしい」と期待していた。

 会は活動への参加者を募っている。問い合わせは県ろうあ協会(077・564・7722)へ。

(2009年07月13日 読売新聞)
携帯電話で手話の勉強 全日本ろうあ連盟が専用サイト
2009年07月08日 (水) | 編集 |
携帯電話で手話の勉強 全日本ろうあ連盟が専用サイト

 「いつでも、どこでも手話の表現を調べられます」――。全日本ろうあ連盟は3日から、携帯電話の専用サイトで手話の単語や文例を動画で見られるサービスを始めた。手話学習に役立ててもらおうと、日立製作所の協力を受けソフトを開発。来年6月末まで試行した上で、本格的サービスにつなげることも視野に入れている。

 1年間、無料で利用できる(パケット通信料は別途必要)。専用サイトにアクセスすると、キーワードや索引から、見たい手話表現を検索できる。8千以上の単語や文例を載せている。「あいつは心臓が強い」「選挙演説をする」など内容も様々だ。

 特徴はアニメーションで立体的に手話の動きを見られること。正面と、左右斜めから見た動画が配信される。

 同連盟は、「分厚い辞書を持ち歩かなくても、手軽に勉強できます」(URLはhttp://shuwamobile.jp/i/)。
(2009.7.7 朝日新聞)
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明晴学園:日本手話のろう学校、中学部設立へ
2009年07月01日 (水) | 編集 |
明晴学園:日本手話のろう学校、中学部設立へ

話題
文字サイズ変更小中大.この記事を印刷.明晴学園:日本手話のろう学校、中学部設立へ
 耳の聞こえない子供たちに「日本手話」で授業をする全国唯一の私立ろう学校「明晴学園」(斉藤道雄校長、東京都品川区)が29日、都に中学部設立を申請した。運営資金の募金で、目標額を上回る約3500万円が集まった。

 08年に開校した明晴学園には、幼稚部・小学部合わせて43人が通う。6年生7人の進学先となる中学部設立には3000万円が必要だが、今年2月の時点で389万円しか用意できていなかった。

 聴覚障害者のラグビー支援を通じて、窮状を知った関東ラグビー協会が協力。2?5月に12試合の会場で、協会所属の各チームが学園の児童と一緒に募金活動をした。カナダ人男性らのチャリティーグループも4?5月、東京から札幌まで自転車で走りながら、募金を呼びかけた。

 都の私学行政課は都私立学校審議会に諮問し、認められれば中学部の設置を認可する。長谷部倫子教頭は「多くの皆さんのおかげ。本当に感謝しています」と話していた。
(2009.6.30 毎日新聞)
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