聴覚障害者に関するニュース、聾(ろう)文化や手話に触れて興味深かった事などを綴っていこうと思います。






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手話寸劇で「がん検診受けて」 聴覚障害者に市民団体訴え 「重要性が伝わってきた」 福岡市市民福祉プラザ
2009年04月26日 (日) | 編集 |
手話寸劇で「がん検診受けて」 聴覚障害者に市民団体訴え 「重要性が伝わってきた」 福岡市市民福祉プラザ

聴覚障害者にがん検診を呼び掛けようと、市民団体「ストップ・ざ・がん」(下田八須子世話人代表)は24日、福岡市中央区荒戸の市民福祉プラザで手話を使った寸劇を披露した。「福岡手話の会昼間支部」(永淵恭子支部長)の例会が開かれるのを機に、同支部のメンバーと一緒に寸劇で分かりやすく検診の必要性を訴えた。

 同支部のメンバーや聴覚障害者約50人が参加。がん検診や予防の啓発を行っている「ストップ‐」の講演会では手話通訳がなく、聴覚障害者に呼び掛ける機会が少ないことから、手話での寸劇を企画した。

 寸劇では、乳がんを早期発見し、手術後3日で退院した女性の体験談をきっかけに、近所の住民ががん検診に興味を持つという内容。出演者約10人は、ナレーターが読み上げるせりふに合わせ、「病気じゃないときに受けるのが『検診』。みんなで一緒に受けましょう」と手話で演技した。

 寸劇後、保健師の原田サトミさんが、がんは早期発見すれば8割の人が助かること、日本人の3人に1人はがんで死亡することなどを説明。「楽しく生活することが免疫力を高める。笑って日々を過ごしましょう」と呼び掛けた。

 寸劇を見た井上ミツコさん(69)=同市東区=は「医者に言われる以上に重要性が伝わってきた。ちょっと怖くなったので久しぶりに検診に行こうと思う」と実感していた。

(2009/04/25 西日本新聞)
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街頭募金:日本手話の「明晴学園」に中学部を カナダ人男性、自転車で旅に出発
2009年04月24日 (金) | 編集 |
街頭募金:日本手話の「明晴学園」に中学部を カナダ人男性、自転車で旅に出発

ゴールは札幌

 耳の聞こえない子供に全国で唯一、「日本手話」で授業をする東京都品川区の私立ろう学校「明晴学園」(斉藤道雄校長、43人)の中学部設立資金を集めようと、カナダ人の外資系生保会社員、ドニー・カルボウィラさん(45)らが24日、同学園から札幌へ向け自転車で出発した。東京から札幌まで自転車で走りながら、募金への協力を呼びかける。

 同学園は08年4月、幼稚部と小学校を開校させた。来春の中学校設立を計画しているが、都への申請期限の今年6月までに運営資金3000万円を集める必要がある。関東ラグビー協会加盟の「東日本トップクラブリーグ」の選手などの協力で、既に約2000万円が集まっている。

 ドニーさんは来日2年目。外資系勤務の会社員たち7人でチャリティーグループ「GDC」(Give a Dream a Chance)を結成し、活動している。ドニーさんは5月5日に札幌に到着予定で、仲間も交代で伴走する。札幌までの走行距離1246キロに合わせ、目標額は124万6000円。ドニーさんは「大好きな子供たちのために走りたい」と話す。

 募金は1口2000円で、同学園の設立母体のNPO「バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター」のブログ(http://blog.canpan.info/bbed)上でクレジットカード払いで受け付ける。

(2009.4.23 毎日新聞)
聴覚障害者に地デジ説明会 総務省が大阪・箕面市で先行実施
2009年04月19日 (日) | 編集 |
聴覚障害者に地デジ説明会 総務省が大阪・箕面市で先行実施

平成23年の地上デジタル放送(地デジ)への完全移行に向け、総務省が全国に先駆け、大阪府箕面市で高齢者や障害者を対象にした説明会や戸別訪問を展開している。背景には、同年7月にアナログ放送が完全に終了することを約2割の人が認識していないなど、普及が進んでいない現状がある。特に高齢者や障害者世帯は対応が遅れると予想されており、総務省は同市の実例を検証して報告書にまとめ、6月から全国で行う普及活動に役立てる。

 「放送局の人間をかたってお金を取ろうとする詐欺に注意してください」。18日、同市内で聴覚障害者を対象に開かれた説明会。担当職員は手話通訳と要約筆記を付け、受信方法や悪質商法への対応を伝えた。必要な機器名などの耳慣れない用語を聴覚障害者に正確に伝えるためだったが、市聴力障害者協会の赤塚光昭さん(54)は「手話と映像と要約筆記を交互に目で追うのが大変だった。目だけが頼りなので、もう少し話をまとめる工夫があれば」と提案した。


 総務省によると、1月時点で地デジ対応テレビ・チューナーの世帯普及率は49・1%、23年にアナログ放送が終了することを知っている人は77・8%。総務省は各都道府県に設置した「テレビ受信者支援センター」を拠点として6月から本格的な普及活動に乗り出す予定で、協力を了承した箕面市で2月から普及活動を先行実施してきた。

 重点は、地デジ対応のテレビ、チューナーの設定が難しい高齢者や障害者世帯。外出が難しい人には戸別訪問が必要だが、職員が突然出向けば不審者扱いされる可能性もあるため、箕面市では地域の民生委員や自治体などに協力を求めた。ただ、誰が協力してくれそうか、地域の実情を把握するだけでも予想以上に時間がかかることが判明。地域の支援を求めることの難しさが浮かび上がった。

 また、18日の説明会に集まったのは聴覚障害者の一部。今後はもっと多くの人数を対象にした説明会を開く必要もあり、説明会への参加意欲をどう高めていくかも課題としてあがった。


 総務省は今後、同市での事例を報告書にまとめる予定。近畿総合通信局の佐藤茂樹放送課長は「全世帯にきめ細かく行政上の説明を周知するのは過去に例がない。箕面市の取り組みで判明した課題や注意点を、各地のセンターで共有したい」としている。


■地上デジタル放送への移行 平成23年7月24日にアナログ放送が終了し、地上デジタル放送に完全に移行する。チャンネル数を減らし、空いた周波数を他の用途へ有効利用することが目的で、視聴者にはテレビの画質・音質の向上のほか、双方向サービスなどが提供される。受信には対応テレビの購入や、アナログテレビに地上デジタルチューナーや、地上デジタルチューナー内蔵録画機器を接続することなどが必要。放送局や工事関係者を名乗った不正請求や、必要のない商品を売りつける悪徳商法被害も発生している。
(2009.4.18 MSN産経ニュース)
裁判員制度:「発言前に名前を」「適宜休憩を」 障害者参加向けパンフ、連絡協作成
2009年04月12日 (日) | 編集 |
裁判員制度:「発言前に名前を」「適宜休憩を」 障害者参加向けパンフ、連絡協作成

5月に始まる裁判員制度に向け、20の障害者全国団体でつくる「障害関係団体連絡協議会」(会長=小川栄一・日本身体障害者団体連合会会長)は、障害者が安心して参加できるよう必要な配慮をまとめたパンフレットを作成した。態勢を整える側の法曹関係者向けと、障害者向けの2種類を作り、「制度運営に役立ててほしい」と話している。

 法曹関係者向けはA4判4ページで、最高裁や裁判員裁判を実施する60の地裁・支部、法務省、日本弁護士連合会に配布した。視覚障害者が裁判員になった場合は「誰の発言か分かるように発言前に名前を述べる」、肢体不自由者が参加したら「長時間同じ姿勢を取るのが難しく、適宜休憩を取る」など、配慮するポイントを記した。

 一方、障害者向けは同6ページ。内容を音声化する特殊なコードも付けた。聴覚障害者が被告や証人の表情を見ながら話を理解できるよう「同一視野に入る手話通訳者の配置」などと、裁判所に要望する際の具体例を列挙している。

 パンフレットは、全国社会福祉協議会や構成団体のホームページにも掲載する予定。まとめ役の仁科豊弁護士は「障害のある人への配慮は、国民一人一人への配慮につながり、より参加しやすい制度を実現できる」と話す。

 障害者への対応を最高裁に要請してきた全日本難聴者・中途失聴者団体連合会の高岡正理事長も「障害者の抱える問題を裁判官や他の裁判員が理解することが必要。情報把握の手段を求めに応じて選択できるよう対応してほしい」と訴える。

 最高裁は手話通訳者や要約筆記者の手配など可能な限り配慮する方針。「裁判員候補者の呼び出し状に同封する質問票に、要望を記入して事前に知らせて」と呼び掛けている。

(2009.4.11 毎日新聞)
聴覚障害で差別 女性行員と和解 三菱東京UFJ銀行
2009年04月08日 (水) | 編集 |
聴覚障害で差別 女性行員と和解 三菱東京UFJ銀行

三菱東京UFJ銀行に勤務している聴覚障害者の女性(40)=大阪市=が、昇格や昇給で差別され精神的苦痛を受けたとして、同行を相手取り約700万円の損害賠償を求めた訴訟が、解決金120万円を同行が女性に支払うことなどを条件に大阪地裁(中村哲裁判長)で和解したことが8日、分かった。和解は3月23日付。

 和解条項には、解決金のほかに、平等な昇格機会を保障するために普段から意思疎通を保ち、具体的な指導や助言をすることや働きやすい職場へ異動させることなどが盛り込まれた。女性は現在も同行で勤務している。

 訴状などによると、女性は先天性の聴覚障害があり、平成3年に旧三和銀行に入行。その際、必要な時は通訳をつけるなどの約束をしていたが、その後、手話や筆談の通訳などの配慮はなされなかった。さらに昇格や昇級に必要な試験や研修への申し込みを拒否されるなどし、同期入社の社員と比べ低賃金に据え置かれるなどしたため、平成17年12月に提訴していた。
(2009.4.9 MSN産経ニュース)
あと3分の1、手話の中学校設立へ募金 明晴学園
2009年04月08日 (水) | 編集 |
あと3分の1、手話の中学校設立へ募金 明晴学園

耳の聞こえない子供たちが「日本手話」で学べる中学校をつくろうと、学校法人「明晴学園」(品川区八潮)が資金集めに奔走している。保護者らの呼びかけなどにより、すでに目標額の3分の2にあたる約2000万円の寄付金が集まった。中学校設立に必要な都への申請期限が6月に迫るなか、同学園は「なんとしても残る1000万円を集めたい」としている。

手話が第1言語「明晴学園」開校
 日本手話とは、耳の聞こえない日本人の子供が自然に身につける手話。同学園は国内で初めて日本手話を第一言語に授業を行う学校を昨春開校した、広島から引っ越してきて入学した子供もいるが、幼稚部と小学部しかない。

 日本のろう教育では、相手の口の動きを読み取る「聴覚口話法」が一般的。しかし、日本手話で学ぶ子供たちにとっては“外国語”のようなもの。同学園の斉藤道雄校長は「日本手話は、ろうの子供の“母語”。中学までは母語で教育を受けさせたい」と話す。


 積極的に募金活動を続けている小学部6年生の佐々木景淳君の母、真理子さん(47)も語順通りに直訳した「日本語対応手話」なども試した結果、文法にとらわれない日本手話を使ったときが、最も通じやすいことが分かったという。

 「母語である日本手話で学ぶのが子供にとって一番理解しやすいんです」と真理子さん。来年度から中学生になる景淳君も「中学では勉強も難しくなる。日本手話でない言葉で学ぶのは難しい」と不安そうだ。

 中学校設立資金が3000万円足らないとして昨年12月に始めた募金活動は、財団法人などからの寄付を含め、現時点で約2000万円が集まった。都への申請期限まで残された時間は約2カ月。必死の呼びかけが続く。【問】同学園(電)03・6380・6775
(2009.4.8 MSN産経ニュース)
裁判員制度:被害者参加で模擬裁判 松山地裁、市民交え手話通訳も /愛媛
2009年04月08日 (水) | 編集 |
裁判員制度:被害者参加で模擬裁判 松山地裁、市民交え手話通訳も /愛媛

裁判員制度が来月から始まるのを前に、被害者参加制度と裁判員に聴覚障害者がなった場合を想定した模擬裁判がこのほど、松山地裁でそれぞれ開かれた。裁判長、裁判官、弁護士、松山地検検事の他、裁判員役として両模擬裁判には市民各6人が参加。裁判員役の市民は検察側と弁護側の主張に耳を傾け、その後の評議で量刑を決める手続きに沿って進めた。参加者からは課題を指摘する声もあった。【柳楽未来】

 先月あった被害者参加制度を適用した模擬裁判。飲酒運転の男性被告(49)が事故を起こし、対向車を運転してた男性(当時57歳)が死亡した危険運転致死事件を想定した。被害者の長男が「遺族の気持ちを考えたことがありますか」と大きな声で被告に迫った。論告で検察側は懲役10年を求刑。長男は「できるだけ重い刑に」とさらに重い懲役20年を求めた。

 被害者参加制度は、被害者の意見をより裁判に反映させるために昨年12月1日から施行され、他の裁判所では既に行われた例もある。被害者本人か、本人が死亡した場合などは配偶者や子供らが裁判に参加し、被告人質問や求刑についての意見陳述などができる。

 評議では裁判長、裁判官、裁判員の間で、懲役5?10年と意見が分かれたが、最終的には懲役6年と決まった。裁判後、裁判員からは「被害者でなければ分からないことを訴えるのはいいこと」という意見の一方で、「(遺族の意見は)量刑にはあまり考慮されないのでは」という声もあった。

 今月6日にあった裁判員制度を想定した模擬裁判では、6人の裁判員のうち1人が聴覚障害者の男性(53)だった。3人の手話通訳が約20分ごとに交代して、手話で法廷の会話を伝えた。検察側、弁護側とも、普段よりゆっくりと話して冒頭陳述などを行った。また男性も、手話通訳を通して被告人質問をした。

 裁判前に男性は通訳と数回、全体の流れや裁判用語の表現の仕方を打ち合わせしたという。男性は「手話では使わない言葉が多く、聴覚障害者によって理解度も違う。事前の準備が重要」と指摘した。

 同地裁は、「模擬裁判で出てきた課題を踏まえ、裁判員裁判を進めていきたい」としている。

(2009.4.8 毎日新聞)
嵐になるまで待って
2009年04月04日 (土) | 編集 |
「嵐になるまで待って」

(c)株式会社ネビュラプロジェクト/ソニー株式会社 2009
photo:伊東和則 声優志望のユーリは、アニメのオーディションに見事合格。その顔合わせの席には、俳優・高杉と作曲家・波多野、その姉で聴覚障害者の雪絵がいた。そこで高杉と波多野は激しく言い争ってしまうことに。雪絵にも詰め寄り、はずみで手を上げようとした高杉に対し、ものすごい形相で「やめろ!」と叫ぶ波多野。その時、それを見ていたユーリの耳には波多野の“もうひとつの声”が聞こえた。「死んでしまえ!」と。翌日、高杉は行方不明となる…。

 人気劇団「演劇集団キャラメルボックス」の舞台を映像化した本作。2008年8月の本公演会場に8台の映画用カメラを設置。様々な角度からとらえた舞台映像を劇場公開用に編集し、生の舞台では見ることの難しい役者の細かな表情や息づかいまでとらえた新たな映像エンタテインメント作品として生まれ変わった。

 劇中では出演者全員が手話でも演じる本作、火曜日には日本語字幕付きで上映される。(作品資料から)

脚本・演出:成井豊
映像監督:佐藤克則
原作:成井豊『あたしの嫌いな私の声』(ポプラ社刊)
出演:渡邊安理、土屋裕一、細見大輔、温井摩耶、西川浩幸ほか

配給:ソニー
中洲大洋で4月18日公開
(2009.4.3 西日本新聞)
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