聴覚障害者に関するニュース、聾(ろう)文化や手話に触れて興味深かった事などを綴っていこうと思います。






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「ゆずり葉」手話で紹介
2009年02月24日 (火) | 編集 |
「ゆずり葉」手話で紹介

ろう者と健常者の交流描いた映画

映画製作の経緯を講演する早瀬監督  手話文化活動の普及と聴覚障害者の社会生活向上を目的とした「第31回名古屋市手話祭」と「第7回聴覚障害者の集い」が22日、名古屋市東区のウィルあいちで開かれ、約600人が参加した。

 東京都でろうの子どもを対象にした塾を運営し、自身もろう者の早瀬憲太郎さん(45)が「ゆずり葉にかける思い」と題し、大きな身ぶりで手話を使って、講演した。「ゆずり葉」は、早瀬さんが脚本・監督し、ろう者と健常者とのふれあいを描いた映画。「ろうの僕たちは、テレビにも映画にも出ないで、このまま大人になって死んでしまうのか」という塾生の一言がきっかけで製作を思い立ったという。長男が聴覚障害をもつという人気グループ、SPEEDの今井絵理子さんも出演し、今年7月から全国で封切り予定。

 早瀬さんは「聞こえる、聞こえないにかかわらず、人は感情でつながっていきます。健常者と一緒に感動を共有し、映画を作ることができる、と示したかった」と話した。

(2009年2月23日 読売新聞)
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ろう学校:支援のスクラム 中学設立資金が不足、ラグビー選手ら募金呼びかけ
2009年02月21日 (土) | 編集 |
ろう学校:支援のスクラム 中学設立資金が不足、ラグビー選手ら募金呼びかけ

全国唯一の「日本手話」授業
 耳の聞こえない子供たちに「日本手話」で授業をする全国唯一の私立ろう学校「明晴学園」(東京都品川区、斉藤道雄校長)が、中学校の設立資金不足に悩んでいる。窮状を知った社会人クラブのラガーマンたちが、「自分たちの『ことば』で授業を受けたい」との願いをかなえてあげようと支援に乗り出した。【早川健人】

 学園は99年、フリースクールとして出発。国の構造改革特区に認められて08年4月に開校、幼稚部と小学部に計37人が通う。「日本手話」で授業をするため、「分かりやすい」と子供たちに好評だ。最上級生として5年生7人が通っており、進学先となる中学部の10年度開設を計画。学校法人として認可した都は、6月までに中学部の運営資金計3000万円を集めることを条件にしている。

 しかし、集まった募金は389万円。聴覚障害者のラグビー「デフラグビー」への支援が縁で、関東ラグビー協会加盟の「東日本トップクラブリーグ」(11チーム)の選手たちが協力を申し出た。

 今月7日、東京・秩父宮ラグビー場で、日本選手権1回戦に出場した「タマリバクラブ」(神奈川)の控え選手15人が学園の子供7人と一緒に募金を呼びかける手作りのビラを観客に配った。5年生の高橋航輝さん(11)は「口話は難しい。手話で教える明晴に中学がほしい」と手話で訴えた。

 関東ラグビー協会の奥村敏明クラブ委員長は「協会所属チームメンバーの子供も明晴に通っている。ぜひ力になりたい」と話す。ビラ配りは日本選手権決勝の28日まで毎週末、同ラグビー場で続ける。
(2009.2.20 毎日新聞)
今井絵理子「当たり前の子育ての大変さ」聴覚障害の息子との4年間を出版
2009年02月15日 (日) | 編集 |
今井絵理子「当たり前の子育ての大変さ」聴覚障害の息子との4年間を出版

 「SPEED」の今井絵理子(25)が、14日にエッセー「ココロノウタ?息子と歩んだ4年間、そしてこれから?」(祥伝社刊)を発売した。

 昨夏の「24時間テレビ」で、息子・礼夢(らいむ)くん(4)の先天性聴覚障害を公表。「勇気をもらった」「応援してます」といった好意的な意見ばかりでなく、中には「子供を売りにした」「お金のために公表した」など辛らつなものもあった。同書には「すべてのことを受け止めて、これからを生きていきたい」と、出産から今に至るまでの今井の4年間をつづっている。

 親としての苦労も多いはずだが「私にとって息子を育てるのは初めて。『普通』のラインが分からないし、これが当たり前の子育ての大変さだと思っている」ときっぱり。礼夢くんが教えてくれたことも多かった。「不器用で人見知りだった自分が、礼夢を通じて人と人とが支え合うことを学んだ。コミュニケーションの大切さを改めて感じる」。

 最近は手話で「ママ」と言ってくれるようになった。「息子はいずれ『耳が聞こえない』と知る日が来る。その時、恥ずかしくない堂々と生きていける環境作りをしてあげたい」。最愛の息子に合わせて歩みを進めていくつもりだ。15日には福家書店新宿サブナード店で発売イベントも行う予定。

(2009年2月15日 スポーツ報知)

障害者の“耳”になって 八木橋百貨店で聴導犬訓練 熊谷
2009年02月13日 (金) | 編集 |
障害者の“耳”になって 八木橋百貨店で聴導犬訓練 熊谷

特定非営利活動法人聴導犬普及協会は九日、聴覚障害者の生活を補助する聴導犬の訓練を熊谷市仲町の八木橋百貨店で行った。トレーナーが二頭の聴導犬を連れて店内を歩き、買い物などをした。

 聴導犬はインターホンややかんの沸騰する音、メールの着信音、飼い主の名前など日常生活にかかわるあらゆる音に反応し、聴覚障害者に伝える。一九八三年に日本に初めて取り入れられ、現在は国内に十八頭の聴導犬がいる。

 訓練を行ったのは、群馬県太田市の飯塚八重子さんらの生活を補助する聴導犬の候補犬。一歳半の候補犬の秋(しゅう)と結希(ゆき)で、生後二カ月ぐらいから訓練を続けている。この日は屋外の環境への順応や、飯塚さんに慣れるのが目的。二人のトレーナーが二頭を連れ、飯塚さん夫婦と一緒に書籍や洋服、くつなどの売り場をまわり、最後に食品売り場で夕食のすき焼きの材料を買った。

 飯塚さんの夫で聴導犬普及協会群馬支部長の飯塚高志さんによると、八重子さんは耳が不自由なため、やかんが沸騰していることに気づかず火事になりそうになったことなどもあり、聴導犬を申し込んだ。頭数が少ないことや、使用者との相性などもあり、四年も待ったという。

 同協会理事の水越みゆきさんは「一般の人だけでなく、聴覚障害者も聴導犬への理解はまだ浅い。こうした訓練が理解を深めるきっかけにもなれば」と話していた。
(2009.2.13 埼玉新聞)
人工内耳に感謝のライブ
2009年02月13日 (金) | 編集 |
人工内耳に感謝のライブ

品川の真野さんら企画

 聴覚障害者のための装置「人工内耳」で音を取り戻した品川区の真野守之さん(55)らが、人工内耳についての知識の普及と、音楽の素晴らしさを伝えるため、プロのピアニストらによるジャズライブを3月3日の「耳の日」に企画している。この装置を生んだオーストラリアへの感謝を込めて、港区の同国大使館(三田2)を会場に選んだ。(関口寛人)

 人工内耳は、耳周辺のマイクで拾う音声を電気信号に変換。側頭部に埋めたアンテナで受信し、内耳の聴覚神経を電極で刺激して聴力を取り戻す。主流の機種はオーストラリアで開発され、東京医科大病院(新宿区)によると、世界で約13万人、日本では6000人ほどが装着している。

 難聴だった真野さんがすべての音を失ったのは10年前。自宅での夕食中に突然、音が消えた。補聴器の故障ではなかった。テレビの音も、家族の声も、自身の声も分からない。「頭が真っ白になった」という。

 1週間後に耳鼻科を訪れた。原因不明。「治らない」という医師の言葉の意味は、そばにいた妻の動作で知った。数か月後、勤めていた会社を解雇された。仕事は見つからず、家にいる時間が増えて「精神的に追いつめられた」。

 約3年後、48歳の時にインターネットで人工内耳を知り、「可能性があるなら」と東京医科大病院で右耳の手術を受けた。2週間後、初めて人工内耳を使う日。「聞こえなかったら、病院の屋上から飛び降りる」覚悟だった。病院でスイッチを入れると、「真野さん、聞こえますか」という言語聴覚士の声。「信じられない。これで生きていける」。跳び上がりたい思いだった。

 家族との電話やコンサート鑑賞などの練習を重ね、街の車の音、電車の響きなどの騒音も聞き分けられるようになった。手術の翌年に羽田空港で働き始め、リハビリサークル「遊びクラブ」を主宰。人工内耳装着者たちで月に1回、高尾山や札幌の雪祭りなどに出掛けた。

 今回のライブは、「聴覚障害者のためになれたら」というピアニストの遠藤征志さん(30)と、「音楽を通じて人工内耳を広めたい」という真野さんらが半年前から準備を進めてきた。当日は「星に願いを」「永遠の人」など約10曲を演奏。ベース、ドラムも加わって盛り上げる。

 真野さんは「聴力を失っても、人工内耳で社会復帰できることを知ってほしい」と話していた。

 午後6時半開演。入場無料で、事前申し込みが必要。はがきで〒142・0064、品川区旗の台5の17の9、真野守之さん方へ。22日必着。会場が大使館のため、当日は写真付き身分証明書が必要。

(2009年2月12日 読売新聞)
ハンディ解放 触感で楽しむTDL 手話キャストは100人
2009年02月05日 (木) | 編集 |
ハンディ解放 触感で楽しむTDL 手話キャストは100人

香りをかいだり、手で触れてみたり…。視覚障害者にも花や動物、遊園地を楽しんでもらうという試みが広がっている。「視覚のバリアフリー」化で心を開放、健常者との「共生」を実現する。

「ダンボ」はこんな形

 「つえを持っていると、キャスト(従業員)が声を掛けてくれます。それにアトラクションに乗るまでの道案内も」と話すのは、今春オープン26年目を迎える東京ディズニーリゾート(TDR)のある千葉県浦安市に暮らす視覚障害の主婦(36)だ。「ここなら安心して遊べる」と年に1度は東京ディズニーランド(TDL)を訪れるという。

 TDLに入ってすぐの左側にある総合サービス施設「メインストリート・ハウス」。その窓際にシンデレラ城やファンタジーランドの人気アトラクション「空飛ぶダンボ」の模型が置かれている。目の不自由な人に「シンデレラ城ってこんな形」と触って知ってもらうためのスケールモデルだ。言葉では説明しきれないイメージが伝わり好評という。

聴覚や言葉が不自由な人には、手話ができるキャストが対応する。ミッキーマウスの手が描かれたバッジが目印だ。平成11年に部内の認定制度を始めたところ、現在約100人に増えた。

 TDR運営のオリエンタルランドも「昭和58年のTDL開園当初から段差の解消などに努めてきたが、石畳みなどのテーマパークの特性も重視しなければならない」という。資料を送付したり、ネット上で「どのアトラクションなら対応できるか」などの情報提供を行っている。
(20089.2.4 MSN産経ニュース)
聴覚障害者のための裁判員講座「ろう者と裁判員」開催/川崎
2009年02月02日 (月) | 編集 |
聴覚障害者のための裁判員講座「ろう者と裁判員」開催/川崎

五月の裁判員制度導入を控え、聴覚障害者が裁判員に選ばれたらどうすればよいのかを学ぶ第四回聴覚障害者福祉講座「ろう者と裁判員」が一日、川崎市中原区今井南町、市生涯学習プラザで開かれた。特定非営利活動法人(NPO法人)「川崎市ろう者協会」(小海秀純理事長)の主催。

 講座では、同市在住で聴覚障害のある田門浩弁護士が講師を務め、プレゼンテーションソフトと手話を使って裁判員制度の概要を解説。約百十人の参加者は、手話通訳や要約筆記を目で追いながら、熱心にメモを取るなどしていた。

 また、田門弁護士は聴覚障害者が裁判員に選ばれた際の注意事項について「裁判では手話通訳が入るだろうが、通訳を通すことでタイミングがずれてしまう。聴覚障害者が発言する機会がどれだけ確保できるかは裁判官にかかっている」などと説明。会場からは「手話通訳は裁判所側が用意してくれるのか」「どんな障害者も選ばれるのか」などの質問が出た。

 同市幸区古市場の会社員、大根田和美さん(34)は「きちんと専門用語などを理解できるように手話通訳がされるかどうかが心配」と話していた。
(2009.2.1 神奈川新聞)

取材現場プラス 笑顔と手話気持ち伝え
2009年02月01日 (日) | 編集 |
取材現場プラス 笑顔と手話気持ち伝え

聴覚障害者を取材
 耳が聞こえない方に、話を伺う機会がありました。手話ができなくても筆談で、と考えていましたが、実際に手話通訳と筆談の両方を体験して、筆談では要点だけのやり取りになりがちな上、お互い下を向いてしまって表情が読めず、気持ちを酌み取ることに限界があることを教えられました。

 当事者である松江市の広戸勉さん(47)は筆談で以前、苦い経験をしたそうです。看板製作の仕事をしていた時、顧客と文字でやり取りしましたが、相手の細かい好みや性格まで分からず、顧客のイメージと違った商品になってしまったそうです。手話で互いの顔を見ながら雑談ができれば、別のアドバイスもできたのではないか、と広戸さんは話していました。

 取材でも、本来の目的とは関係ないたわいのない会話の中に、新たな取材のヒントを見つけることはよくあります。それと似たように、耳の聞こえない人たちにとって、筆談より相手の表情が分かる手話の方が、より多くの情報が得られるのです。

 島根には多くの耳の聞こえない人たちが観光で訪れます。笑顔と手話で「だんだん」と伝えることができれば、言葉以上のものが届くのではないでしょうか。

(2009年2月1日 読売新聞)
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