聴覚障害者に関するニュース、聾(ろう)文化や手話に触れて興味深かった事などを綴っていこうと思います。






スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
DVDで手軽に学べる手話講座  京の聾学校教職員が自主制作
2008年12月29日 (月) | 編集 |
DVDで手軽に学べる手話講座  京の聾学校教職員が自主制作

京都府立聾(ろう)学校(京都市右京区)の教職員が、手話を学ぶ教材DVD「手でコミュニケーション」を自主制作した。初心者が継続的に学習できるように、手話の速度を通常より遅めにし、テキストで表現しにくい微妙な指の動きを分かりやすく解説し、字幕もつけた。同校周辺の屋外で撮影し、日常生活に沿った親しみのある内容に仕上げた。

 DVD制作には寄宿舎指導員谷和子さん(60)や高等部教諭ら7人が携わった。同校は1999年から毎秋、地域住民ら対象の手話講座を開いている。テキストと、五十音の指文字一覧表の補助教材を使っているが、「繰り返して手話を自習できる教材を作ってほしい」という受講者の要望に応えた。

 味気ないスタジオ収録を避け、緑いっぱいの夏の仁和寺などで撮影した。寄宿舎指導員の西城真美さん(53)が出演し、同指導員の上藤隆次さん(56)がパソコンで約90分に編集し、DVDやケースに張るイラストも担当した。

 内容は聴覚障害への理解を深めたり、自己紹介などができる基礎会話の習得に重点を置いた。手話と唇の動きで言葉が読み取れるよう、「涙そうそう」「負けないで」などよく知られた歌も使った。

 11月に100枚を作った。受講者や新しく配属された教職員らに配り、「手軽に学べる」「出演者の表情豊かな手話が親しみやすい」と好評だ。

 DVDは再編集してダイジェスト版を同校ホームページで紹介する予定。谷さんは「入学式や文化祭など行事で多く使われる会話を中心とした応用編も作りたい」と意欲を見せる。酒井弘副校長は「映像の発信で手話への理解を深めたい」と話している。
(2008.12.29 京都新聞)
スポンサーサイト
手話交え、心の病予防 聴覚障害者ら50人学ぶ/富山
2008年12月23日 (火) | 編集 |
手話交え、心の病予防 聴覚障害者ら50人学ぶ/富山

聴覚障害者のメンタルヘルスについて考える医療フォーラム(県聴覚障害者の医療を考える会主催)が21日、富山市木場町の県聴覚障害者センターで開かれ、県内の聴覚障害者ら約50人が、ゲームやクイズを楽しみながら、うつや心の病気について学んだ。

 講師は東京都奥多摩町の双葉会診療所院長で、手話ができる精神科医の片倉和彦さん。医療従事者らでつくる「聴覚障害者の医療に関心をもつ医療関係者のネットワーク」のメンバーで、阪神大震災の被災地などで、聴覚障害を持つ被災者支援にも取り組んでいる。

 講演会では、1?12月に生まれた人の名前を集めるゲームで参加者同士の交流を図り、「うつ病」についてのクイズなどもあった。片倉さんは手話を使い精神医療について分かりやすく解説し、「聴覚障害を持つ人は『孤独』を感じやすい。孤立感が自殺や心の病を招く。防ぐためには、医師の力以上に、すぐ周りの人とのきずなが大切」と呼びかけた。
(毎日新聞 2008年12月22日)
「金沢方式」伝えたい 聴覚障害児の言語訓練 金沢の男性、難聴の娘救う
2008年12月22日 (月) | 編集 |
「金沢方式」伝えたい 聴覚障害児の言語訓練 金沢の男性、難聴の娘救う

聴覚障害のある乳幼児のための「金沢方式」と呼ばれる言語訓練法を広く知ってもらおうと、金沢市在住の石崎孝彦さん(67)らが県内外で講演や研修会を開き活動している。約四十年前、難聴の娘を通じて、金大耳鼻咽喉科で開発された金沢方式に巡り合った石崎さん。「聞こえにくくても言葉でコミュニケーションできる」と、悩みを持つ親子にエールを送っている。
 金沢方式は、文字や絵を書いたカードを子どもに見せながら何度も話しかけ、文字の意味を教える。母語を覚える幼児期に行うことが重要で、聞こえにくい子どもでも視覚から入る意味と結びつくことで言葉を理解しやすいとされる。約四十年前、金大附属病院耳鼻咽喉科の鈴木重忠講師が開発し、現在も金大保健学系の能登谷晶子教授らが県内外でこの方式を広めている。

 石崎さんと金沢方式の出会いは一九七二(昭和四十七)年。三歳になる長女が話せないことに不安を覚え、金大附属病院耳鼻咽喉科を受診したところ、長女は難聴と診断された。鈴木講師から補聴器を着けての訓練が必要と告げられ、石崎さん夫婦は「小学校に入り友達と一緒に勉強する。手話は使わない」を目標に、開発されたばかりの金沢方式の指導を受けた。

 夫婦は「テレビ」や「チーズ」「のこぎり」など、あらゆるものの名前と絵を書いたカードを作り、長女に絵と文字を見せて言葉を教え続けた。石崎さんによると、幼いうちに文字を教えることに抵抗感を抱く人もいるが、文章も正しく書けるようになるという。長女は金大を卒業し、健聴者と同様に話し言葉を用いて生活している。

 金沢方式で言葉を獲得した人は百人以上に上り、NPO金沢方式研究会長を務める石崎さんや能登谷教授の元には全国から問い合わせがある。今月末から大阪で出張指導を行うことも決まった。

 石崎さんは「遊びながら子どもに文字を教えるには親の工夫や理解、指導が重要」と強調し、「金沢方式が悩んでいる人の助けになればうれしい」と話している。

 方式のマニュアルや実践記録をまとめた冊子「聴覚障害乳幼児の新しい言語療法 金沢方式を実践して」も発刊した。問い合わせはEメールで、NPO金沢方式研究会=kanazawahoushiki@gmail.com=まで。
(2008.12.21 北國新聞)
県内初の聴導犬「いこ」 ご主人の耳になる
2008年12月21日 (日) | 編集 |
県内初の聴導犬「いこ」 ご主人の耳になる

耳の不自由な人にベル音を知らせるなどの生活支援をする「聴導犬」が尼崎市の福居ヨリ子さん(76)と暮らしている。「聴導犬」は盲導犬や介助犬と同じ補助犬の一種で、認定は全国で18頭目、県内では第1号だ。福居さんは「今まで来客があっても気づかなかったが、ドアベルやノックの音を教えてくれるのでとてもうれしい」と話している。


 聴導犬の名前は「いこ」。推定5歳の雌で、社会福祉法人「日本聴導犬協会」(長野県)から福居さんに貸与されている。06年11月に大阪周辺の捨てられた動物を保護している動物保護団体NPO法人「アーク」(大阪府)から日本聴導犬協会に譲渡され、訓練を受けていた。


 生まれつき難聴の障害のある福居さんは昨年3月、尼崎市の広報紙で聴導犬の存在を知った。今年1月から、いこと共に訓練を始め、認定を受けて4月から自宅で一緒に生活している。


 聴導犬は玄関チャイムやノックの音に反応してその場所に導いたり、煙報知機の音にはその場に伏せて危険に気付くまでその場所を動かなかったり、という反応をする。聴覚障害者の生活の安心と安全を守る役割を担っており、身体障害者補助犬法でも「不特定多数の者が利用する施設で、やむを得ない理由がない限り補助犬を拒否してはならない」と規定されている。


 いこと福居さんが共に過ごして約8カ月。福居さんは「1人で電車に乗ったことがなかったが、乗れるようになりました。一緒にいられて幸せです」と話している。
(2008.12.20 朝日新聞)
ぼうさい甲子園:小学校部門、アカザ隊に優秀賞 手話参考にサイン考案 /山口
2008年12月18日 (木) | 編集 |
ぼうさい甲子園:小学校部門、アカザ隊に優秀賞 手話参考にサイン考案 /山口

 子どもや学生の防災教育・活動を顕彰する「ぼうさい甲子園(1・17防災未来賞)」=毎日新聞社、兵庫県、ひょうご震災記念21世紀研究機構主催=で、防府市の「水の自遊人しんすいせんたいアカザ隊」が、小学校部門の優秀賞に選ばれた。

 アカザ隊は、05年から市内の小学生らを対象に、市内を流れる佐波川の水質調査、支流探検などを行っている。07年度の「ぼうさい甲子園」ではぼうさい大賞を受けている。

 今年度は、佐波川が大雨で決壊寸前になったことを想定し、避難所にいる聴覚障害者とのコミュニケーション法として手話を参考にした「ぼうさいサイン(誰でもわかるサイン)」を考案。子どもたちと聴覚障害者がワークショップを行い、「何か手伝うことはありませんか」など約50パターンを作った。完成したサインは、携帯できるようにカードにまとめ、ホームページ上でも告知する。

(毎日新聞 2008年12月17日)
大地震に備え手話で避難訓練/三重
2008年12月16日 (火) | 編集 |
大地震に備え手話で避難訓練/三重

 津市藤方の県立聾(ろう)学校で13日、合同避難訓練があった。生徒と教諭らのほか、同校を避難場所に指定している米津北、御殿場地区の住民ら計300人が参加した。

 授業中に大地震と津波が発生したとの想定。非常灯が点滅し、校内放送を聞いた教諭が生徒に手話で地震を知らせると、生徒は素早く机の下で身をかがめた。

 その後、津波警報が発令され、自宅から避難してきた住民と一緒に校舎の屋上に上がった。クラスの代表が赤い旗を持ってほかの生徒を誘導。手話で伝えながらてきぱきと行動していた。

 参加者は起震車で大地震の揺れを体験したり、防災備品について津市防災危機管理課の担当者から説明を聞いたりしていた。

 訓練に協力した津市消防本部中消防署の署員が「緊張感を持って取り組んでもらえた。災害時は先生の指示に従ってほしい」と講評。

 南出正博校長は「生徒と地域の人たちが顔を合わせることも大切。今後も交流の場を増やしたい」と話していた。

(2008.12.14 中日新聞)
聴覚障害者の免許要件緩和…でも新規取得者ゼロ / 福島県
2008年12月15日 (月) | 編集 |
聴覚障害者の免許要件緩和…でも新規取得者ゼロ / 福島県

聴覚障害者の運転免許取得条件が緩和された改正道交法が施行されて半年。全く耳の聞こえない人も、条件付きで運転できるようになった。県警では、新たな制度で免許取得者が約200人に上るとみていたが、12日現在、県内での新たな取得者は出ていない。関係者は「専用の標識取り付けに抵抗があるとともに、教習を受けられる場も少ない」と指摘している。(矢吹美貴)

 聴覚障害者の免許取得については「補聴器を付けて、10メートル離れた場所で90デシベルのクラクション音を聞き取れる」という条件があるが、今年6月に施行された改正道交法で、緑地に黄色いチョウチョをあしらった聴覚障害者標識を車体の前後に表示し、通常のバックミラーより死角が少ないワイドミラーを設置すれば、全く聞こえない聴覚障害者も運転が可能になった。

 全日本ろうあ連盟(東京都)によると、補聴器は雑音も入るため運転に集中するのが難しく、加齢に伴い、聴覚が衰えてきている聴覚障害者は、免許更新のたびに補聴器を買い直す必要に迫られるなどしていたため、改正を「一歩前進」と評価していた。

 県障がい者総合福祉センターと県警運転免許課によると、県内には障害者手帳を持つ18歳以上の聴覚障害者は約7300人おり、このうち補聴器を付ける条件での免許取得者は805人(今年3月末現在)いる。

 県警では、比較的若い人など、免許を欲しがっている人は200人ほどいると推測し、学科試験の手続きを記した案内板や筆談ボードを運転免許センターに準備するなどしていた。だが、新たな申請者はなく、肩すかしを食った形となった。

 この理由について、県聴覚障害者協会(福島市)は、受け入れ態勢の現状と聴覚障害者の心情をあげる。

 県警によると、県内の県公安委員会指定自動車教習所42校中、聴覚障害者への教習を行っているのは24校。職員を対象とした手話講座を月1回開くなどしている所もあるが、手話通訳者がいるのは、杉妻自動車学校(福島市)だけだ。

 また、同協会には改正直後、「補聴器使用条件者も聴覚障害者標識を付けなくてはならないのか」という問い合わせが多数寄せられた。標識があれば、ほかのドライバーに配慮してもらえると思う人がいる一方で、標識をつけると危険な目に遭うのでは、と不安に思う人も少なくないという。実際、インターネット上では、聴覚障害者の運転が「危ない」「運転すべきでない」などの書き込みがあるという。

 補聴器使用条件で免許を取得している同協会の加藤隆正事務所長は「障害者には、社会の中で対等な生活を送りたいという気持ちがある。受け入れ態勢の整備や市民の理解が進んでほしい」と話している。

(2008年12月13日 読売新聞)
手話のお笑い動画「月曜男」が破格の人気 ファンクラブも
2008年12月10日 (水) | 編集 |
手話のお笑い動画「月曜男」が破格の人気 ファンクラブも

 静岡県聴覚障害者協会HPの「月曜男」、大阪・神奈川にファンクラブも

 手話の世界のお笑いを全国に??。県聴覚障害者協会(静岡市葵区、伊藤行夫会長)が運営するホームページ(HP)内にある動画ブログ「月曜男」が人気を集めている。聴覚障害を持ち、同区内で理髪店を経営する森崎興蔵さん(46)が日々の仕事や家族とのやり取りを手話で漫談風に紹介する内容で、「漫談が面白い」「手話の勉強になる」と、大阪府や神奈川県などでは「月曜男ファンクラブ」までできている。【浜中慎哉】

 動画は2?3分程度で、毎週更新される。理髪中に寝た女性客の前髪を切り過ぎた話や、黒いズボンに穴があるのを隠そうと、穴のある部分の足をマジックで黒く塗りごまかそうとした妻の話などを漫談風に手話で紹介。内容の要約は文章で掲載されている。

 同協会は03年6月にHPを立ち上げたが、手話になじみのない人にも興味を持ってもらおうと、06年5月に手話で身近な話題を提供する動画の掲示を企画。同協会の加藤伸一郎さん(49)が「ユーモアのセンスがあり、人を引き付ける魅力がある」と親交のあった森崎さんに出演を依頼した。

 「月曜男」は店の定休日にちなんでつけた。生まれつき障害を持つ森崎さんは、「耳の不自由な人を笑わせるコツは、身ぶり手ぶりや表情をうまく使うこと」とする。開設以来、うわさでじわじわと広まり、通算アクセス数は2年半で13万件以上。手話のページとしては破格の人気ぶりで、森崎さんが地方の講演会に講師として招かれるほどになった。

 毎週一つ話題を提供しないといけない森崎さんは、「ネタがないと焦ることもあるし、家族をネタにすると怒られるし、正直大変」と苦笑するが、「ブログをきっかけに全国に多くの知人ができた。人生つらいこともあったけれど、今が一番楽しい。全国に『こんな楽しい手話もあるんだよ』ということを伝えたい」と手話で語っている。

(2008年12月10日毎日新聞)

裁判員制度:「聴覚障害者」初の参加 導入を前に、地裁で模擬裁判 /山口
2008年12月06日 (土) | 編集 |
裁判員制度:「聴覚障害者」初の参加 導入を前に、地裁で模擬裁判 /山口

来年5月から始まる裁判員制度に向け、山口市の山口地裁で3、4日の2日間、模擬裁判が開かれた。県内で初めて、聴覚障害者の裁判員のため手話通訳が行われ、12月から始まった被害者参加手続きも取り入れた。

 1日目は選任手続きがあり、裁判所が協力を呼び掛けた会社員ら28人の候補者から6人を裁判員として選任。うち1人は聴覚障害者で、3人の手話通訳者が交代で通訳した。

 被告の男性は、飲酒運転で対向車の男性を死亡させた危険運転致死罪に問われているという設定。弁護士、検察のやり取りを聞いた後、裁判員と裁判官は「人を死なせたことの重みは判断すべき」など意見を出し合った。量刑を決める際は、多数決の原則に加え、「過半数(5人以上)の意見であり、かつ、裁判官と裁判員の双方の意見を含んでいる」との条件がつき、結局、判決は懲役5年に。

 終了後、裁判官に感想を聞かれた男性の裁判員は「裁判に参加することは難しくないが、量刑を決めるのが難しかった」。聴覚障害者の男性は「通訳者の数は4?6人いた方がいい。ほかの裁判員と対等に意見を言い合えてよかった」と話した。

毎日新聞 2008年12月5日
筑波技術大学がロゴスウェアと共同開発の聴覚障害者支援ソフト「UDPConnector」を無償配布
2008年12月01日 (月) | 編集 |
筑波技術大学がロゴスウェアと共同開発の聴覚障害者支援ソフト「UDPConnector」を無償配布

筑波技術大学は2008年11月27日、ロゴスウェアと共同で開発した聴覚障害者のための遠隔支援用ソフトウェア「UDPConnector」の無償配布を行うと発表した。

「聴覚障害者のための遠隔支援システム」とは、教室の音声と映像をインターネット経由で遠隔地にいる字幕作成グループ(PC 要約筆記団体)に送り、そこで字幕化されたデータを元の教室の聴覚障害者に提示するシステムだ。

今回、研究過程で開発したソフトウェアを営利、非営利を問わず聴覚障害者支援を行っている団体に対して無償配布する。

同大学では、聴覚障害者に対する情報保障に関する研究活動を組織的に実施してきた。

発表によると、従来、PC 要約筆記者を聴覚障害者のいる教室に派遣し字幕を提示していたところを、本システムによって、遠隔地からの支援も可能となるそうだ。

同システムでは、要約筆記者が従来から使用していたソフトウェアや連携手法を比較的そのままインターネット環境でも使用できる。そのため、簡単に遠隔支援体制を構築できるという利点がある。
(2008.11.26 インターネットコム)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。