聴覚障害者に関するニュース、聾(ろう)文化や手話に触れて興味深かった事などを綴っていこうと思います。






スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
聴覚障害者への運転教習 県内の各校、知恵絞る
2008年05月30日 (金) | 編集 |
聴覚障害者への運転教習 県内の各校、知恵絞る

指導員が手話簡単なサイン

 6月1日に施行される改正道交法で、聴覚障害者の自動車運転免許の取得条件が緩和され、全く耳の聞こえない人でも免許が取れるようになる。県によると、県内の対象者は約4000人。教習方法は自動車学校の裁量に任されており、各校では生徒の受け入れに向け、手探りが続いている。(静岡総局・佐野周平)

 「バック(後退)は両手を前に突き出し、腰のあたりまで引く動きです」

 今月下旬、上池自動車学校(浜松市中区)。指導員の藤田雄司さん(36)が、同僚の指導員6人に手話を教えていた。「手は握ったまま?」と尋ねる同僚。「親指は真上に上げて」と藤田さんがアドバイスする。

 藤田さんは2年前、聴覚障害者の生徒を担当したのをきっかけに、独学で手話を学び始めた。改正法施行を控え、1年前から同校で手話講習会の先生役を務め、同僚も簡単なやりとりができるようになった。

 同校では学科教習から運転実習まで、マンツーマンで教える計画となっている。実習では指示を書いたカードを示し、必要があればこまめに停車させて指導する。藤田さんは「カードや筆談も組み合わせ、理解を図りたい」と話す。

 県警によると、普通自動車免許の教習をしている県内の43校中、聴覚障害者受け入れを表明しているのは24校。各校の不安は「意思の疎通が図れるか」だ。

 24校の中で、手話ができる指導員がいるのはわずか。手話の語彙(ごい)は1万語と言われ、指導員が習得するには手間やコストがかかる。

 県中部のある学校は「需要がどれだけあるか分からないので、受け入れ準備を整えるか迷っている」という。大半の学校は「筆談や読唇術で何とかなるのでは」としつつも、模様眺めだ。

 こうした中、独自の取り組みを模索する学校も。県自動車学校静岡校(静岡市葵区)は「徐行」「一時停止」など運転実習の指示を、簡単な手の動きで表現することを検討中。「手話を学ばせる時間はないが、簡単なサインなら指導員も短時間で覚えられる」。授業後の個別指導も考えているという。

 県聴覚障害者協会の山本与四郎事務局長は「手話のできる指導員が理想だが、各校の取り組みでは限界がある。自治体などを通じ、手話通訳者の派遣も検討してほしい」と提言している。

 聴覚障害者の運転免許 改正前の道交法では、10メートルの距離で車のクラクション程度の90デシベルの音を聞き取れなければ、取得できなかった。改正法では、すべての聴覚障害者が取得できる。通常の約1・5倍の幅約30センチの大型ルームミラーを装着し、聴覚障害者用のチョウの標識を表示することが条件。ただし普通自動車に限られ、営業などに使う4ナンバーや原付き、二輪車は対象外。

(2008.5.28 中日新聞)
スポンサーサイト
社労士の告発 札幌市長検討 聴覚障害不正で
2008年05月27日 (火) | 編集 |
社労士の告発 札幌市長検討 聴覚障害不正で

聴覚障害の身体障害者手帳の不正取得問題で、札幌市の上田文雄市長は二十六日の記者会見で、多数の手帳申請を代行していた同市内の社会保険労務士(66)らについて、「(不正取得を)手伝った方も、ほう助や教唆など共犯の成立について十分吟味されるべきだ」と述べ、刑事告発を検討していることを明らかにした。道や道警と協議を進め、関係者の告発を急ぐ考えも表明した。

 上田市長は「(この問題を)全体構造の中でどうとらえるかで、刑事責任の内容も違ってくる。立証できるものは処罰を受けてしかるべきだ」と述べた。

 上田市長は既に、同日付で指定医を取り消した「医療法人社団愛生会札幌駅前耳鼻咽喉(いんこう)科・アレルギー科」=同市中央区北四西三=の前田幸☆(よしあき)医師(73)を、身体障害者福祉法違反などの罪で告発する考えを表明している。

 道も関係者の告発を検討しており、道幹部は同日、「対象は前田医師に限定しない。判明した事実を基に忠実に判断したい」と述べた。
(2008.5.27 北海道新聞)
札幌・聴覚障害認定問題:指定医取り消し決定 札幌の院長、診断書作成で
2008年05月26日 (月) | 編集 |
札幌・聴覚障害認定問題:指定医取り消し決定 札幌の院長、診断書作成で

聴覚障害の身体障害者手帳不正取得問題で、札幌市は26日、虚偽診断書を大量に作成したとされる指定医で、医療法人社団愛生会「札幌駅前耳鼻咽喉(いんこう)科・アレルギー科」の前田幸〓(よしあき)院長(73)に対し、「診断能力に大きな問題がある」として、身体障害者福祉法に基づく指定医を取り消した。市の指定取り消しは初めて。前田院長は手帳交付に必要な診断書作成はできなくなるが、医療行為は引き続き行える。

 市障がい福祉課によると、前田院長は69年7月に聴覚障害を担当する市の指定医となった。道は昨年11月、前田院長の診断書に虚偽記載の疑いがあるとして、全道の保健福祉事務所に調査を指示。前田院長の診断書に基づき、道内で800人以上に手帳が交付され、うち手帳返還者は700人以上に上っている。

 市は4月下旬に聴聞会を開き、前田院長は「私は正しく検査し、その結果を診断書に記載した。偽りはない」と弁明した。市は市社会福祉審議会に諮った結果、指定取り消しを決めた。市は市庁舎前の掲示板に指定取り消し通知を張り出し、告示した。

 市は道や道警などと相談し、前田院長を身体障害者福祉法に基づいて刑事告発する準備を進めている。

 前田院長はこの日も午前中から通常通り診察を行った。

 毎日新聞の取材に対して、前田院長は弁護士を通じて、「(指定取り消し処分を)厳粛に受け止める」とのコメントを出した。市はすでに前田院長に指定取り消し通知を手渡している。
(2008.5.26 毎日新聞)
6月から導入する「聴覚障害者マーク」の図柄と非表示時の反則金などを公表
2008年05月24日 (土) | 編集 |
6月から導入する「聴覚障害者マーク」の図柄と非表示時の反則金などを公表

警視庁は、6月1日から導入する聴覚障害者標識(聴覚障害者マーク)の図柄と、表示義務を怠った場合の罰則について発表した。

 図柄については、以前に図案として発表したものを採用。耳のマークを組み合わせることで蝶のようなシルエットとした。
 該当者が同マークを表示(クルマに装着)しなかった場合は、道路交通法違反として反則金4000円を科すほか、行政処分点数を1点加算する。
 聴覚障害者標識は、運転免許試験場内の売店で販売する。

 なお、聴覚障害者標識を装着しているクルマに対して他のドライバーが「側方に幅寄せ」や「割り込み」をした場合(やむを得ない場合を除く)は、道路交通法違反になり、5000円?7000円の反則金が科せられるほか、行政処分点数が1点加算される。

(2008.5.22 AUTO GALLERY NET)
インターネットで手話によるオリンピック
2008年05月21日 (水) | 編集 |
インターネットで手話によるオリンピック

今年8月のオリンピック期間中、聾者もインターネットを通してオリンピックを手話で見ることができ、一般の観衆と同じようにすぐに競技場の情報を知ることができる。

  北京工業大学の「オリンピック手話放送」研究の研究成果はすでにオリンピック組織委員会のホームページで採用されており、このようなサービスはこれまでのオリンピックにはなかったものだという。

  「オリンピック手話放送」研究によると、技術処理の後、ホームページ上の文字情報を手話画像に転化することができる。目下の研究成果ではインターネットで語句を識別する速度は毎秒1万字に達し、手話情報と従来の形の情報を同時に発表する必要を満たすことが可能だという。

(2008.5.21 中国特快ニュース)
東京外大:アフリカの手話学ぼう 8月、現地ろう者講師に??AA研 /東京
2008年05月20日 (火) | 編集 |
東京外大:アフリカの手話学ぼう 8月、現地ろう者講師に??AA研 /東京

東京外国語大アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)は今夏、アフリカの手話の研修を現地のろう者を講師に招いて開く。1カ月間で日常会話レベルまで習得するのが目的。外国の手話研修は全国的にも珍しく、学生をはじめ一般市民から受講者を募集している。AA研は「手話の背景にある文化や歴史も併せて学ぶきっかけにしてほしい」と呼びかけている。

 手話には固有の文法があり、音声言語とは全く別の視覚言語だ。学ぶのは「フランス語圏アフリカ手話」で、カメルーンやベナンなど西・中部アフリカの旧フランス、ベルギー領で使われている。もともとこの地域に広まっていたアメリカ手話に、フランス語の発音の口の動きが入るなどの特徴がある。

 講師はカメルーンの「ろう者キリスト教協会」会長、エブナ・エトゥンディ・アンリさん(36)とAA研非常勤研究員、亀井伸孝さん(36)。エブナさんは現地で一般向けの手話講座を開いており経験が豊富だ。手話通訳士の資格を持つ亀井さんは、日本語と日本手話で講義や通訳をする。AA研は約40年前から毎夏、延べ約100言語について会話中心の研修を開催してきたが、手話は初めてという。

 手話研修は8月4日?9月5日の平日に計100時間、府中市朝日町のAA研で開かれる。定員は約10人。受講料は6万円で、辞書代わりのDVDなど教材費も含む。亀井さんは「アフリカの手話を学ぶことを通して手話に多言語の世界が広がっていることを体験してほしい」と話している。

 併せて同時期にAA研と大阪大でそれぞれ開かれるモンゴル語とモンゴルの一部で使われるトゥヴァ語の研修の受講生も募集中。申し込みは6月20日まで。問い合わせは東京外大研究協力課(042・330・5603)。
(2008.5.20 毎日新聞)
聴覚障害運転手マーク:注意喚起へ車に表示 警察庁が公開
2008年05月16日 (金) | 編集 |
聴覚障害運転手マーク:注意喚起へ車に表示 警察庁が公開

警察庁は、聴覚障害者が運転する車に表示するマークの図柄を決め、15日公開した=1面NEWSLINEにマーク。6月1日施行の改正道交法で、全く耳の聞こえない人でも運転免許を取得できるようになることに伴い、他の車に注意喚起するのが狙いだ。

 マークは直径12・2センチの円形で、白で縁取りした緑地に黄色のチョウの模様を配置。夜間でも識別しやすいよう、反射材を使っている。

 運転免許は、これまで一定の聴力がないと取得できなかった。改正道交法は、まったく耳の聞こえない人でも、普通自動車に限って免許が取得できるようになる。ただし、幅広のルームミラー(ワイドミラー)の装着と、運転時に車の前部と後部にこのマークの表示を義務付ける。

 ワイドミラーの装着やマーク表示を怠った場合には、2万円以下の罰金などが科される。また、マークを付けた車に幅寄せや割り込みをすると、5万円以下の罰金が科される。

 運転時のマークは、任意表示のものも含め、初心者用、高齢者用、身体障害者用に続き四つ目。

(2008年5月15日 毎日新聞)

市民大学:日本手話で講義??きょう、文京 /東京
2008年05月16日 (金) | 編集 |
市民大学:日本手話で講義??きょう、文京 /東京

さまざまな分野で活躍するろう者が講師を務め、「日本手話」のみで講義をする市民大学講座が16日、日本社会事業大文京キャンパス(文京区)で初めて開かれる。将来は聴覚障害者のための世界唯一の大学、米・ワシントンDCのギャローデット大のような機関を目指すという。

 日本手話は、ろう者の間で自然発生的に生まれた「言語」。手の形や動き、表情や空間の使い方も文法として意味を持ち、ろう学校などで広まったと考えられている。

 一般的に手話通訳で用いられる「日本語対応手話」は日本語の文法に従っているが、日本手話は文法体系が異なる。このため、日本手話を「母語」として育ったろう者にとって、日本語は「外国語」で、理解しづらい場合がある。このため日本社会事業大の斉藤くるみ教授(言語学)らが「日本手話のろう者に母語で学ぶ権利を保障したい」と講座(計10回)を企画した。

 16日以降、毎週金曜日に開く。講座は「ろう者と裁判員制度」「舞踏?ろう者と踊り」??など。受講料は計1万2000円。詳細は斉藤教授の研究室(電話、ファクス兼用042・496・3161)。
(2008.5.16 毎日新聞)
裁判員制度に点字翻訳や手話通訳、最高裁が支援決める
2008年05月15日 (木) | 編集 |
裁判員制度に点字翻訳や手話通訳、最高裁が支援決める

来年5月に始まる裁判員制度に向け、最高裁は目や耳の不自由な人たちも裁判員として参加できるよう、通知書類を点字翻訳したり、審理に手話通訳をいれたりする支援を行っていくことを決めた。

 裁判員法は、心身に障害があり裁判員の職務に著しい支障がある場合は裁判員にはなれないと定めている。

 目や耳が不自由な人については、有罪無罪などの判断のために法廷で図面や写真を見たり、証拠の録音テープを聞いたりすることが不可欠な事件を除けば、裁判員として参加できる。

 最高裁では、こうした障害のある人が裁判員に選ばれても支障が生じないための対策を検討してきた。

 視覚障害者については、選任手続きの段階から送付書類などを点字翻訳することにした。毎年12月ごろ、翌年の裁判員候補者に選ばれたことが通知されるが、その段階で視覚障害者であることを各地裁に連絡すれば、その後の呼び出し状などの書類はすべて点字翻訳して送付される。

 また、裁判員に選ばれた場合は、盲導犬を同伴することを認めることにし、法廷での審理ではなるべく裁判官が口頭で補足説明するようにするという。

 一方、聴覚障害者については、手話通訳や要約筆記者を手配する。証人尋問や評議の内容などは手話で伝えたり、要約筆記者がメモに要約して示したりして、支障のないように配慮するという。

 最高裁は「裁判員制度は、様々な国民の方に参加してもらうことが重要なので、できる限りの配慮を行いたい」としている。

(2008年5月14日読売新聞)
フェイス・スケール:聴覚障害者の痛い/平常/快適、イラストで??考える会 /富山
2008年05月14日 (水) | 編集 |
フェイス・スケール:聴覚障害者の痛い/平常/快適、イラストで??考える会 /富山

 医療現場で症状を医師や看護師らにうまく伝えることができない聴覚障害者と、医療スタッフとの意思疎通を手助けしようと、「県聴覚障害者の医療を考える会」が、「痛い」「平常」「快適」の三つを顔の表情を描いたイラストで表す「フェイス・スケール」を作成し、県内の医療機関に積極的な利用を呼び掛けている。

 同会は、手話や聴覚障害に関心を持つ医師や看護師、手話通訳員らが98年に結成した。これまでに、聴覚障害者向けの予防接種や、デイケアサービスなどに取り組んできた。

 フェイス・スケールは、言葉では伝わりにくい患者の「痛み」を、医療スタッフがイラストによって理解しやすくするための道具。子どもや高齢者、外国人の診療の際に用いられる。6段階の表情が提示され、痛みの強弱も示すことができる一方、自分の症状がどの表情に該当するのか悩む患者も多い。

 同会は、患者が選びやすいように、「歯を食いしばって汗をかく苦しい」「普通の顔」「笑顔」の三つの表情に限定した。デザインは、聴覚障害者向けの月刊紙「日本聴力障害新聞」で、4コママンガを20年間連載している中橋道紀さん(富山市)が担当した。同会の舟田縁会長は「耳が聞こえない患者との対話に役立ててほしい」と話している。

(2008.5.13 毎日新聞)
携帯型ゲーム機:PSPを活用、聴覚障害者に手軽な字幕 
2008年05月10日 (土) | 編集 |
携帯型ゲーム機:PSPを活用、聴覚障害者に手軽な字幕 

携帯型ゲーム機を活用し、聴覚障害者に手軽に字幕を読んでもらう取り組みが東京都内の学校などで進んでいる。「周りを気にしないから気が楽」「手元で読めるし、持ち運びも簡単」と好評だ。健聴者と比べて情報格差が指摘される中、身近な“情報保障”の手段として期待されている。

 考案したのは、都内で手話通訳をする宮下あけみさん。「朝礼や演劇で手軽に字幕を読む方法はないか」。そう数年前から考えていた宮下さんは、多くの子どもが持つ携帯ゲーム機に着目。話した内容を要約して文字で伝える要約筆記通訳者で、リアルタイムでパソコン入力した文字をブラウザー(ウェブページ閲覧ソフト)で読み取るソフト「IPtalk broadcaster」を開発した森直之さん(27)=静岡県裾野市=に相談した。

 試行錯誤の結果、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション・ポータブル(PSP)」で実験に成功。PSPは、ケーブルをつながずに電波で文字や音声、画像データをやり取りする無線LAN(域内情報通信網)を内蔵し、ブラウザーも標準装備しており、字幕表示に適していた。任天堂の「ニンテンドーDS」は付属品が必要なことなどから、「誰でも気軽に使える」という点で、PSPが最も実用的という。

 教育現場では既に実践されている。聴覚障害の生徒2人が通う東京都台東区立柏葉中では以前、朝礼や全校集会の際、生徒は立ったままノートパソコン(B6サイズ)を抱え、無線LANで画面に流れる要約筆記を読んでいたが、昨年12月から、学校側が購入したPSPを生徒に貸与。「軽いし、熱を持たない」と好評なうえ、パソコンに比べて割安で、難聴学級の担当教諭は「ソフトや記憶媒体がなければ、ゲームとしては遊べず、抵抗感も薄い」と説明する。

 従来は聴覚障害者が参加する講演会などの会場では、パソコンと接続したスクリーンを設置し、文字を打ち出してきたが、「broadcaster」を備えた携帯ゲーム機なら手元で文字を読むことが可能。一度表示した文字を読み返すこともでき、聴覚障害者が少ない会場でも要約筆記を受け入れやすいメリットが見込まれる。

 「IPtalk broadcaster」は森さんのホームページ(http://www2.wbs.ne.jp/~condle)で、無料でパソコンにダウンロード可能。PSPによる要約筆記のマニュアルも公開している。

 発売元のソ社は「こういう活用法があるとは想定外。読みやすい文字の表示方法など開発段階でできることがあれば取り入れ、サポートしたい」と協力する姿勢だ。

 宮下さんは「演劇や映画館など字幕のない公衆の場はもちろん、結婚式などでも周りを意識せずに見ることができるので、多くの場で活用してほしい」と話している。
(2008.4.30 毎日新聞)
CSアダルト放送局の手話放送に一定の評価
2008年05月05日 (月) | 編集 |
CSアダルト放送局の手話放送に一定の評価

 CS放送のアダルトバラエティ専門局「パラダイステレビ放送」が、今月から5分番組「裸の手話辞典」を放送していることを夕刊フジが報じた。同紙によると、この番組は聴覚障害者に向けて全裸の女性が手話でアダルト単語を紹介するというもの。

 元々同社は7年前から手話による放送を5分の枠をとって行ってきたが、この試みが評価され、昨年5月に「情報通信研究機構」から「字幕番組等制作促進助成金」の交付対象となり、07年度には満額の25万円が支給されたのだという。だが、朝日新聞の「賛否両論」報道を受け、この助成金は対象外になったのだという。

 ネットでは「これはいい試みだろう」「障害者と性についてもっとオープンな議論をしなくてはいけない時代」など、番組制作の追い風となる意見も多く寄せられている。

(2008.5.4 日刊アメーバニュース)
聴覚障害者の運転免許取得緩和へ 現場任せ、見切り発車 /高知
2008年05月04日 (日) | 編集 |
聴覚障害者の運転免許取得緩和へ 現場任せ、見切り発車 /高知

 6月から聴覚障害者の自動車運転免許の取得条件が緩和される。これまでは補聴器などを装着した状態で一定の聴力が必要とされていたが、全く聴こえない人でも免許が取得できるようになる。歓迎する声が上がる一方で、現状とあまり変わらないという不満の声もある。改正道交法の施行まで1カ月を切ったが、具体的な免許取得条件や教習方法が示されていない。自動車学校などは手探りで独自の取り組みを始めている。

 ■ワイドミラー条件

 聴覚障害者が普通車免許を取得する場合、現状の適性試験は、10メートルの距離で車のクラクション程度(90デシベル)の音が聞き取れる(補聴器付きでも可)ことが合格条件。県内では聴覚障害者手帳を交付されている約3000人の1割に当たる315人(警察庁運転免許課調べ)がこの条件で免許を取得している。

 6月1日に施行される改正道交法では全く耳が聴こえない人も、ルームミラーに幅の広い「ワイドミラー」を使用することを条件に普通車免許の取得が可能となる。ところが、ワイドミラーの規格はまだ決まっていない。また、従来認められた原付きバイクや小型特殊などを運転することはできない。

 ■自動車学校では

 県内では2月に県指定自動車学校協会が音頭をとり、いの町枝川の県運転免許センターで技能教習の研修を行った。県内11カ所の自動車学校関係者や、県立ろう学校生ら聴覚障害者が参加した。

 免許取得を希望する聴覚障害者が運転席に座り、助手席に自動車学校の教習指導員、後部座席には県聴覚障害者協会の手話通訳が乗り込む形で、指導員らは障害者が理解しやすい身ぶり手ぶりの説明を受けた。これまで聴覚障害者の教習実績がない指導員の多くが「思ったよりも運転がうまい。技能については問題なく教習できる」という感触を得た。

 ■学科試験の壁

 県内の免許取得を目指す聴覚障害者のほとんどは、高知県自動車学校(高知市一宮中町)に入校する。専門で教える2人の教習指導員がいるからだ。「教え方がうまい」と口コミで評判が広がり、年に約5人の聴覚障害者が入校する。4年間で10人以上を指導した北村武士さん(32)と、3年間で4人を担当した森田光誠さん(31)は「聴覚障害者にとっては学科試験が大きな壁になっている」と口をそろえる。

 手話の語いは約1万語。健常者は日常会話で15万語を使うとされており、圧倒的に表現の幅が狭くなる。そのため、例えば「?しなければならない」という言葉の意味がわからないことがある。これまでは健常者と一緒に教習を受けていたため、スピードについていけない状態だった。北村さんらによると、聴覚障害者が学科試験に1回で合格することはまれで、10回以上も試験を受け直すこともあるという。

 同校では2人を手話教室に通わせており、手話による1対1の学科教習を予定しているが、「6月には到底間に合わない」という。当面は手話通訳者を雇って教習に当たる予定だが、同校は「費用は教習者に負担してもらうことになるだろう」と話している。

 ■歓迎と要望と

 県聴覚障害者協会の山中睦子会長は「道交法改正は歓迎。ただ、対象になる人は県内にはほとんどいないだろう。免許が必要な人もほとんどが既に取得している状態。原付きバイクに乗れないのもおかしい」と首をかしげる。「今回の改正がスタート。今後は聴覚障害者が理解しやすい学科教習用の教材を作ったり、手話のできる教習指導員を育てたりするなどソフト面の充実を図ってほしい」と期待を寄せた。

(2008.5.3 毎日新聞)
重度聴覚障害者に運転免許 来月から取得可能
2008年05月02日 (金) | 編集 |
重度聴覚障害者に運転免許 来月から取得可能

道路交通法改正に伴い、重度の聴覚障害者が六月一日から運転免許を取得できるようになる。県聴覚障害者協会は「社会に参画できる機会が増える」とし、会員に情報提供していく考え。県警運転免許試験場(明石市荷山町)などは筆談ボードを設置したり職員を対象に手話講座を開いたりして準備に追われている。


 聴覚障害者の免許取得条件は現在、十メートル離れた距離で九〇デシベルの音が聞こえること。法改正で、重度の聴覚障害者には、死角を減らすワイドミラーの装着や聴覚障害者標識の表示などが義務付けられるが、誰でも免許を取得できるようになる。一方、一般の自動車には、聴覚障害者標識の表示がある車への幅寄せや割り込みをすると、罰金が科せられる。

 法改正を控え、県警運転免許試験場は縦四十五センチ、横三十センチの筆談用ボードを約十枚購入。実技試験で指示をする際に使う予定。今春の人事異動で手話通訳ができる警官を配置。五月中旬以降、同試験場の警官らに随時、手話講習を開く。

 県内六十の自動車教習所が加入する「県指定自動車教習所協会」(同市西朝霧丘)では現在、重度聴覚障害者が受講できる教習所の特定を進めているという。

 県障害福祉課によると、二〇〇七年三月現在で県内の聴覚障害者は一万七千七百三十八人。このうち、免許取得者は約千五百人にとどまる。県聴覚障害者協会は「長年訴えてきたことが実現されてよかった。しかし、ワイドミラー装着や標識表示が義務付けられたことは残念」としている。
(2008.5.1 神戸新聞)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。