聴覚障害者に関するニュース、聾(ろう)文化や手話に触れて興味深かった事などを綴っていこうと思います。






スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
字幕プラネタリウム 富田林のホールで24日に上映会 新システム、聴覚障害者に配慮
2007年12月26日 (水) | 編集 |
字幕プラネタリウム 富田林のホールで24日に上映会 新システム、聴覚障害者に配慮

耳が不自由な人にも気軽にプラネタリウムを訪れてもらおうと、富田林市の「すばるホール」が、星空の説明ナレーションをスクリーン上に文字表示する投影システムを考案した。地元手話サークルの依頼で実現、字幕を投影する施設は全国的にも少なく、24日に上映会を開く。ホールの関係者は「健常者と一緒に楽しんでほしい」としている。

 手話サークル「たんぽぽ」(藤井よしみ会長)が「みんなで鑑賞できるプラネタリウムを」と依頼、昨年8月に手話通訳を付けた。聴覚障害者らに喜ばれたが、通訳者とスクリーンを交互に見なければならず、通訳者に照明が当たり、スクリーンの一部が見えにくくなるなど課題も残った。

 そこで、スクリーン全体に手作りの文字情報を投影することを発案。新たにプロジェクターや魚眼レンズなどを購入し、ナレーションを文字に起こしたパソコンと組み合わせることで、映画のような字幕を自在に投影できるようになった。

 また、難しい漢字にふりがなを付けたり、効果音を振動で体感してもらおうと低音再生用スピーカーを設置したりする工夫も。藤井会長は「素晴らしい配慮に感謝しています」と話し、同ホール・事業係の上田直哉さん(29)は「今後も、要望に応じる形で字幕付きの上映を実施していきたい」と話している。

 上映会は、午前10時と午後2時からの2回。入場料は大人500円、中学生以下250円、障害者手帳、療育手帳の所持者は無料。

 問い合わせは同ホール(0721・25・0222)。

(2007年12月22日 読売新聞)
スポンサーサイト
「手話で全授業」実現に奔走
2007年12月14日 (金) | 編集 |
「手話で全授業」実現に奔走

すべての授業を手話で行う、ろう学校が初めて誕生する。

 東京都品川区の浅間台(あさまだい)小学校の一角を借りた「龍(たつ)の子学園」小学部の始業の合図は、照明の点滅だ。一つの教室の前と後ろの黒板に向かって二つのホームルームが始まった。

 3、4年生一緒のクラスでは、1人が「世界を変えるような発見をした人だけど、子供のころは人と違っていることで悩んだんだ」とアインシュタインのことを紹介する。次々に手が挙がり意見が飛び交った。先生も子供たちも、使っているのは日本手話だ。

 現在、NPO「バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター」が週4日運営する「龍の子」は、区内で来春、統廃合される八潮北小学校跡に移り、私立「明晴(めいせい)学園」に生まれ変わる予定になっている。

 「龍の子」は1999年、手話で日本語の読み書きを学ぶバイリンガル教育を掲げ、フリースクールとして活動を始めた。

 ろう学校では一般社会での意思伝達を重視し、昭和初期から70年以上、わずかな聴力を手がかりに発声練習を繰り返す「聴覚口話法」が原則。米国や北欧などではバイリンガル教育を選べるが、日本では手話は日本語獲得の障害になると、教育上禁じられた時期も長かった。

 口話法は厳しい訓練が伴う。子供が転んでケガをしても、抱き上げる前に、「こ・ろ・ぶ」と単語を教えることを優先させる。明晴学園設立準備委員会の玉田さとみ事務局長(45)は、「親子らしい会話がしたい」と手話での子育てを決意。親として「龍の子」にかかわってきた。

 「ろう児にとって母語は手話。完全に授業を理解できる教育環境を認めて欲しい」とろう学校に訴えたがかなわず、構造改革特区での学校設立を目指して社会に理解を求める活動を続けた。設立に向けた動きが本格化したきっかけは04年、「都知事と語る会」での直訴だ。品川区も理解を示し、今春、「特別なニーズの子供に対する教育」の研究開発学校として国に認められることになった。

 ただ、学校作りは一筋縄ではいかなかった。手話を母語とするろう者の教員確保のため、中学や高校の教員免許を持つスタッフも、幼稚園、小学校の教員免許を通信教育で取得。設立準備資金4500万円は、企業回りや街頭募金を重ねて集めた。

 静岡県富士市から小学3年生の二女が新幹線で通う藤島辰也さん(40)は「子供が楽しそうに通う姿と、ろう者として自信を持って生きるスタッフに感銘を受けている。娘のおかげで世界が広がった」。

 明晴学園では、国語を二つの教科に分け、「話す・聞く」を「手話」で、「読む・書く」を「日本語」で行う。その他の教科も手話を使って教える。

 現在の児童数は45人だが、学園の定員は幼稚部も含めて60人。2年後には中学部の設立も目指す。将来は、全国でバイリンガル教育が選択できる環境を作るのが目標だ。そのきっかけを作ったのが、特区制度だったことは確かだろう。(片山圭子、写真も)

 日本手話 日本語や英語と同様、赤ちゃんが母語として自然に獲得する「自然言語」の一つ。手だけでなく顔の表情も使い、抽象的な表現も自在だ。中途失聴者のコミュニケーション手段となり、多くのろう学校で補助的に使われているのは「日本語対応手話」と呼ばれ、日本語の語順に手話の単語を単純にあてはめたもの。

(2007年12月14日 読売新聞)

「龍の子学園」は大変なご苦労があって、ここまできたようですが、早く、全国の聾学校も、ろうの子供たち、難聴の子供たち、中途失聴の子供たち、それぞれに合った教育ができる聾学校を目指してほしいですね。
聴覚障害の手帳返還 芦別の女性、問題発覚後
2007年12月08日 (土) | 編集 |
聴覚障害の手帳返還 芦別の女性、問題発覚後

聴覚障害等級二級の身体障害者手帳を所持していた芦別市内の五十代の女性が、手帳を芦別市役所に返還していたことが、六日分かった。聴覚障害の身体障害者手帳申請をめぐっては、札幌の耳鼻咽喉(いんこう)科医(72)の診断書・意見書に虚偽記載の疑いが浮上し、芦別市内では十数人が手帳の交付を保留されていることも明らかになっている。

 芦別市福祉課などによると、女性は四日に手帳を返還した。女性は約二年前に手帳を取得したといい、返還の理由を「友人から漢方薬を紹介してもらい、それを飲んだら該当しなくなった(障害が軽くなった)」と説明したという。

 同課によると、返還と今回の問題の関係は不明。同課は「聴覚障害者の手帳返還は、少なくともこの数年は例がない」としている。

 空知保健福祉事務所によると、同市内の聴覚障害の身障者手帳交付者数は今年三月三十日現在、四百十九人。このうち障害等級二級は二百六十九人に上り、聴覚障害者全体の64%を占める。これは、全道の二級取得者の比率26%を大きく上回っている。

 聴覚障害の障害等級二級は、両耳全聾(ろう)の最重度の障害。年間七十九万二千百円の障害基礎年金の受給資格が生じ、所得税や住民税などの減免措置もある。
                          (2007.12.6 北海道新聞)

う?ん。障害者手帳返還なんて聞いたことがないなぁ。やっぱり申請をごまかしてたんでしょうかね。よく調べれば、全国でも、こういうことってありそう...。よくないなぁ?。

手話で現金詐取 母子に実刑判決 東京地裁
2007年12月05日 (水) | 編集 |
手話で現金詐取 母子に実刑判決 東京地裁

手話を使って聴覚障害者らが多額の金をだまし取られた事件で、東京地裁は3日、詐欺罪に問われた元福祉機器販売会社員の町田栄子被告(57)に懲役6年(求刑懲役8年)、共犯とされる長男の訓清被告(29)には懲役5年(求刑同6年)の判決を言い渡した。井口修裁判長は13人から約1億2000万円をだまし取ったと認定し、「聴覚障害者の弱みにつけ込む卑劣な犯行だ」と批判した。

 判決によると栄子被告は、同社社長だった小林洋子被告(56)=同罪で公判中=に事業の資金繰りが行き詰まっていることを報告。小林被告と共謀し、訓清被告から被害者に「金を預ければ銀行よりも高い利息が支払われる」などと手話で伝えさせた。井口裁判長は栄子被告の刑事責任について「実質的には犯行を促しており、実行犯と比べても軽くない」と認めた。 2007.12.4朝日新聞

また、このような詐欺があったんですね。
せっかく学んだ手話を悪用するなんて、求刑のの8年でも足りないぐらいだと思います。
ホント、うまい話はないですよ。気をつけましょう。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。