聴覚障害者に関するニュース、聾(ろう)文化や手話に触れて興味深かった事などを綴っていこうと思います。






手話で模擬裁判 「通訳間に合わぬ」
2010年02月09日 (火) | 編集 |
手話で模擬裁判 「通訳間に合わぬ」

 耳の不自由な人が裁判員に選ばれた場合、どのような配慮が必要になるのかを考える模擬裁判が6日、高松市太田上町の県聴覚障害者福祉センターで開かれた。高松地裁が協力し、裁判員の中に手話や要約筆記を必要とする人が入って、法廷や評議を展開した。参加した人らは「掛け合いになると通訳が間に合わない。もっと間を置いて」と訴えた。


 会場に集まったのは、耳の不自由な30人を含む約50人。模擬裁判の裁判長と検察官、弁護人、被告、被害者の役を同地裁の裁判官らが担い、健聴者と聴覚障害者が2人ずつ裁判員になった。


 早朝の書店を荒らした男が3万円と図書カード3枚を奪い、経営者をけってけがをさせたという想定。有罪の根拠は四つあり、偶然の重なりではないという検察側と、被告は友人から借金を返してもらっただけで無罪だという弁護側の主張を踏まえた評議では、あいまいな部分が残る根拠の判断に裁判員たちが悩む様子もみられた。


 手話利用の聴覚障害者として裁判員になった男性は「会話のやりとりでは手話が追いつかず、読み取りも難しかった」と指摘。手話通訳士になって3年という丸亀市の曽我部啓子さんも、「手話で訳しても、わからないという表情があると、先へ進んでいいのか気になる」と語った。


 裁判長を務めた大野洋裁判官は「法律家は早口が多い。耳が不自由な人だけでなく、一般の人にも理解しやすいよう、話し方に気をつけたいと思う」と話していた。
(2010.2.6 朝日新聞)
政府の会議、中継に手話・字幕 全国で1800人視聴
2010年02月03日 (水) | 編集 |
政府の会議、中継に手話・字幕 全国で1800人視聴

 内閣府で2日に開かれた「障がい者制度改革推進会議」の会合の模様が、手話通訳・字幕付きで全国約60の聴覚障害者施設などで生中継された。障害者団体などの要望によって実現し、約1800人がテレビ画面に見入った。政府の会議や審議会がこうした形で生中継されるのは初という。

 中継したのは、聴覚障害者向け番組を放送しているNPO法人「CS障害者放送統一機構」(大阪市)。会場の一つ、大阪ろうあ会館(同市)のロビーには約20人の聴覚障害者や職員らが集まった。会議が始まると、テレビ画面には、右半分に大きく手話通訳者、左上半分に会議の様子が映し出され、画面下に字幕が流れた。

 大阪府東大阪市のパート女性(50)は「今まで国会中継を見ても手話がないので興味が持てなかった。今日ははっきり見えてとてもわかりやすく、会議の雰囲気が伝わってきた」。障害者団体などは、生中継が今後も続けられるよう内閣府に申し入れる方針だ。
(2010.2.2 朝日新聞)
裁判員裁判 手話通訳問題 不選任理由 地裁公表拒む / 高知
2010年01月29日 (金) | 編集 |
裁判員裁判 手話通訳問題 不選任理由 地裁公表拒む / 高知

聴覚障害の候補者 「プライバシー配慮」
 地裁で行われた県内初の裁判員裁判で、裁判員の選任手続きに出席した聴覚障害者の女性が要望していた手話通訳者の手配を地裁が怠っていた問題で、地裁は26日、報道各社が回答を求めていた女性候補者の不選任の理由について、「公的機関として、候補者のプライバシーに配慮する必要がある」などとして明らかにしなかった。

 裁判員法では、「心身の故障のため裁判員の職務の遂行に著しい支障がある者」を裁判員の欠格事由として定めているが、地裁は、女性の不選任の理由について、この規定を適用したのか、検察官、弁護士の請求で外れたのか、抽選で漏れたのかについての説明を拒否。説明できない根拠についても「答えられない」とした。

 地裁は、選任手続き当日に手配ミスに気付いたが、その場で手話通訳者を手配することはしなかったといい、仮に女性が裁判員に選任されていた場合には、公判開始が遅れる可能性もあったとみられる。

 県聴覚障害者協会は「仮に当日であっても手話通訳者の派遣要請があれば、協会としては、何としてでも確保したと思う。女性が裁判に参加する権利を奪われた理由について、地裁は明らかにすべき」としている。

(2010年1月27日 読売新聞)
NHK、視聴者への不適切対応で担当者契約解除/「手話ニュース」
2010年01月26日 (火) | 編集 |
NHK、視聴者への不適切対応で担当者契約解除/「手話ニュース」

 NHKは25日、視聴者コールセンターに勤務していた70歳代の男性担当者が、視聴者からの問い合わせに対し、「(東京地検からの)リークはあり得る」と回答したため、22日付で契約を打ち切ったと発表した。


 NHK広報部は「思い込みによる自らの考えを独断で回答した不適切な対応」と、その理由を説明している。

 問い合わせは、今月16日夜に教育テレビで放送された、小沢一郎・民主党幹事長の政治資金をめぐる手話ニュースに関してのもの。視聴者との応答記録から不適切発言が発覚した。

 担当者は報道経験のない元NHK職員。1996年から、コールセンター業務を受託する「財団法人NHKサービスセンター」に1年ごとの契約で雇用されていた。

(2010年1月25日19時41分 読売新聞)
サリン事件被害者、河野さん16日講演…手話通訳あり=東京・多摩
2010年01月15日 (金) | 編集 |
サリン事件被害者、河野さん16日講演…手話通訳あり=東京・多摩

 松本サリン事件の被害者、河野義行さんの講演会「『消えかかった命』救ったのはあなた」が16日、武蔵村山市本町のさくらホール大ホールで開かれる。

 同市と同市人権擁護委員が主催。人権に関する講演会を2007年度から隔年で始め、今回が2回目となる。前回は、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」元事務局長の蓮池透さんを迎えた。

 河野さんは1994年6月、事件に遭遇し、自宅付近からサリンが発生していたことなどから、長野県警の家宅捜索を受け、マスコミからも容疑者扱いされた。後に関与が否定されたが、妻の澄子さんは、事件以来意識が戻らぬまま、一昨年8月に他界した。河野さんは犯罪被害者の支援や、全国での講演会を続けている。

 入場無料。午後2時から。手話通訳あり。一時保育は要予約。

 問い合わせは、市秘書広報課(電 042・565・1111内線314)へ。

(2010年01月12日 読売新聞)
聴覚偽装事件 助成金返還9割申し出 6市町対象者 障害年金は1割
2010年01月13日 (水) | 編集 |
聴覚偽装事件 助成金返還9割申し出 6市町対象者 障害年金は1割

 聴覚障害偽装による障害年金詐取事件に絡み、医療費助成など道や市町村補助の公金を受給していた主要6市町の身障者手帳返還者のうち、公金の返還を申し出た人が昨年末現在で、対象者約490人の9割を超える462人に上ることが分かった。返還見込み額は総額1億2千万円以上。一方、12日に初の実刑判決が出された障害年金については人数、金額ともに対象者の1割程度の返還にとどまっている。

 道などによると、自治体補助の公金の返還対象者は、札幌の医師前田幸(よしあき)被告(74)=詐欺罪などで起訴済み=の診断で取得した身障者手帳を元に重度身体障害者医療費助成や生活装具補助などを受給、その後、手帳を返還した人たち。医療費助成だけで全道63市町村の800人以上、返還対象額は2億円を超える見込み。本年度中には、全道の返還見込み額などが確定する見通しだ。

 一方、障害年金については、2002〜07年度に手帳返還者約140人に総額約7億円が支給されたが、返還作業を進めている日本年金機構(旧社会保険庁)によると、返還済みは16人、5400万円分にとどまっている。総受給額が1千万円以上のケースもあり、自治体補助の公金に比べて1人当たりの金額が大きいため、返還が進んでいないとみられる。
(2010.1.13 北海道新聞)
裁判員制度、手話で説明 聴覚障害者センターがDVD
2010年01月13日 (水) | 編集 |
裁判員制度、手話で説明 聴覚障害者センターがDVD

 聴覚障害者に裁判員制度について理解を深めてもらおうと、県立聴覚障害者情報センターは、制度の概要を手話で説明したDVDを作った。自身も耳の不自由な同センターの嘉田眞典所長(44)は「DVDを見て、裁判員になることに前向きになってもらえたらうれしい」と話す。

 同センターによると、裁判用語は専門性が高く、文章を読むより手話の方が理解しやすいという聴覚障害者も少なくないという。そこで同センターは昨年夏、手話で制度を説明するDVDを作ろうと、神戸地裁に協力を要請し、DVD2本を完成させた。

 1本目は、聴覚障害者の手話での質問を受けた神戸地裁の裁判官が、手話通訳者を介して制度を説明。裁判員裁判で使う法廷や評議室の映像も流れる。

 2本目は、聴覚障害者が裁判員候補者名簿に記載されたと想定。同センター職員と相談しながら手続きを進める様子などを演じている。

 聴覚障害者の裁判員裁判への参加については、録音テープでの立証が必要な公判では参加が難しいことや、裁判用語に精通した手話通訳士が少ないことなどが指摘されている。

 嘉田さんは「課題は多いが、まず聴覚障害者がきちんと制度を理解することが大切。選ばれたときに、裁判員としてきちんと役割を果たせるようにしたい」と話している。

 DVDは、無料で借りられる。問い合わせは同センターTEL078・805・4175
(2010.1.13 神戸新聞)
駅前に40年のそば屋閉店へ、聴覚障害店主に客は手話で注文=新潟
2010年01月13日 (水) | 編集 |
駅前に40年のそば屋閉店へ、聴覚障害店主に客は手話で注文=新潟

 聴覚障害で耳が聞こえない店主が40年間続けてきたJR新潟駅前のそば屋「いづもそば」(新潟市中央区弁天)が、今月末に閉店する。店にはなじみの常連客らが集まり、最後のにぎわいを見せている。

 店主は、阿賀野市出身の佐藤紘一さん(66)。聴覚障害を持って生まれた佐藤さんは、ろう学校卒業後に上京し、恩師の紹介で都内のそば屋に弟子入りした。「ろう者だから」と甘やかされるのが嫌で、必死に仕事を覚え、9年間、修業を積んだ。

 親方の仕事を目で学び、自力でそばを打てるようになった頃、故郷で自分の店を持ちたいと準備を始めた。「耳が聞こえないのに無理だ」と最初は父親に反対されたが、店の物件探しを続けるうちに協力してくれるようになり、1970年に開店にこぎつけた。以来、家族やアルバイトと一緒に営業を続けてきた。

 開店当初は客が来たことに気付かず、怒らせて帰してしまうことも。売り上げが伸びない時期もあったが、障害を丁寧に説明しながらそばを出すうち、常連客が少しずつ増えていった。

 やがて常連客が電話に出たり、注文を取ったりして助けてくれるようになった。今では、佐藤さんを気遣う客がメニューを指さしたり、手話を使って注文をしたりするのが当たり前の光景だ。

 味に妥協はしなかった。出雲産のそば粉を使い、つなぎは一切使用しない。天ぷらはそばの味を消すため、客に求められても出さなかった。しょっぱく味付けされたつゆは、新潟の人の口に合うよう10年かけて研究したものだ。

 昨年、店が入る建物の建て直しが決まり、新店舗の出店費用や後継ぎ不在を考え、やむなく閉店を決めた。常連客の同市東区神明町、菊池繁さん(61)は、「この店では、ろう者も健聴者も関係なくみんなが集まれる。閉店時間を過ぎても飲み明かした日々が楽しく、閉店するのは寂しい」と惜しむ。

 閉店は25日の予定だが、そば粉が無くなり次第店を閉じるという。佐藤さんは「本当はもっと続けたい」と未練を残しつつ、「耳が聞こえずに苦労することもあったが、お客さんに支えられてなんとかやってこれた」と笑顔を見せた。

  (2010年01月12日 読売新聞)
「筆談ホステス」斉藤里恵さん、新成人にメッセージ
2010年01月12日 (火) | 編集 |
「筆談ホステス」斉藤里恵さん、新成人にメッセージ

 青森市で10日行われた成人式で、聴覚障害があり「筆談ホステス」として知られる斉藤里恵さん(25)(同市出身)が約2000人の新成人に「難題の無い人生は無難な人生。難題の有る人生は有難(ありがた)い人生」などのメッセージを贈った=写真=。

 大型スクリーンに自筆の言葉が映し出され、「つらい時、立ち直るきっかけは」の問いかけには、「辛(つら)いのは幸せになる途中。勉強と思って受け入れるようにしています」とつづった。

 「感謝の心を常に忘れずに」と呼びかけて締めくくり、大学2年生の田中準樹さん(19)は「胸に響いた。両親に感謝し、一人前の社会人になりたい」と話していた。

(2010年01月11日 読売新聞)
聴覚障害者成人式:「誇りと強い意志持ち歩む」 32人が出席 /大阪
2010年01月11日 (月) | 編集 |
聴覚障害者成人式:「誇りと強い意志持ち歩む」 32人が出席 /大阪

 府内在住の聴覚に障害がある新成人を祝う「大阪ろうあ者成人式」が10日、大阪市中央区の府谷町福祉センターで開かれた。晴れ着などに身を包んだ32人が出席した。

 社団法人大阪聴力障害者協会などの主催。同協会の大竹浩司会長が「相手を尊重することが自分を高めることにつながる。自分の進むべき道を考え、希望を持ち続けてほしい」とあいさつ。新成人代表の大学生、北居佳奈さん(20)=八尾市=と専門学校生、神野尊彦さん(19)=泉佐野市=が「大人としての責任、障害者としての誇りと強い意志を持って希望という光に向かって歩んでいく」と手話で誓いの言葉を述べた。出席したアルバイト、石田敏麿さん(20)=大阪市住吉区=は「心の広い、格好いい大人になりたい」と話していた。
(2010.1.10 毎日新聞)
障害者のビジネススクール開講 実践的内容で就労支援
2010年01月06日 (水) | 編集 |
障害者のビジネススクール開講 実践的内容で就労支援

 就職を希望する障害者に、社会で必要な基礎技能を教える“ビジネススクール”が東京都内に開講した。接客マナーやビジネス文書の書き方など、実践的内容が中心だ。

 開講したのは障害者雇用のコンサルティング会社「D&I(ディーアイ)」(東京都新宿区)が企業の協賛を得て運営する「BAB(バブ)スクール」。事務や接客などのコースを設け、昨年11月から1月までの第1期生として視覚や聴覚、下肢などに障害のある首都圏の20代から50代の16人が受講した。

 パソコンで音声の読み上げができる電子データのテキストや、手話通訳を活用し、視覚、聴覚障害者にも配慮している。6日間、計18時間の講義で料金は4万8千円だ。

 同社の杉本大祐社長は「ビジネスマナーなどコミュニケーション力に欠けるため早期退職する障害者は多い」と講座の意義を訴えている。4月開講の第2期の受講生を募集中。問い合わせは03(3351)9556
(2010.1.5 47NEWS)
手話スクール 初級受講者募集 愛の小鳩事業団=東京
2010年01月06日 (水) | 編集 |
手話スクール 初級受講者募集 愛の小鳩事業団=東京

 「日本テレビ系列愛の小鳩事業団」が、4月から開講する「手話スクール」初級コースの受講者を募集している。18歳以上の未経験者が対象で1年間の課程。毎週土曜日午後1時半から、千代田区の日テレ麹町ビルで開催する。年会費3000円(受講料は無料)。

 希望者は往復はがきに住所、名前、年齢、職業、電話番号と応募理由を記入。聴覚障害者に接した経験があれば、その時の感想も書き、〒102・0081千代田区四番町7の6日テレ四番町ビル4号館 愛の小鳩事業団(03・5275・4751)へ。16日必着。選考の上、面接で決定する。

(2010年01月03日 読売新聞)
市役所に手話専用テレビ電話(広島市)
2010年01月04日 (月) | 編集 |
市役所に手話専用テレビ電話

 広島市役所本庁に、インターネットやテレビ電話を通じて聴覚障害者の相談に手話で応じるシステムがお目見えした。

 3階の障害福祉課にテレビ電話と、ウェブカメラ付きパソコンをそれぞれ設置した。相談希望者は、無料通話できるネットサービス「スカイプ」で市のパソコンに接続。または、NTTのテレビ電話「フレッツフォン」や携帯電話FOMAのテレビ電話機能を使えば、市のテレビ電話とつながる。

 手話相談員が月曜から金曜の午前9時半〜正午、午後1〜4時に常駐し、支援制度や各種申請相談に対応。

 聴覚障害者を対象とするウェブカメラや、テレビ電話の購入費補助制度もある。

 スカイプネームはsignlanguage.city.hiroshimaを入力。フレッツフォン、FOMAはともに電話082(236)8033。
(2010.1.3 中国新聞)
“ハマの番長”の弟 ちょっとドラマチックな結婚
2010年01月02日 (土) | 編集 |
“ハマの番長”の弟 ちょっとドラマチックな結婚

 プロ野球横浜の“ハマの番長”こと三浦大輔投手(36)の弟で、演劇集団「キャラメルボックス」に所属する俳優三浦剛(34)が、ろう者の女優として活躍する忍足亜希子(39)と結婚していたことが31日、分かった。11月11日に婚姻届を提出。今月28日に都内で挙式する。

 キューピッドは昨年夏まで「キャラメルボックス」に所属していた上川隆也(44)。02年夏、「キャラメルボックス」の舞台に忍足がゲスト出演して出会い、お互いの誠実な人柄に引かれ合い交際をスタート。三浦が忍足に手話を習うなどしていたが、別れてしまっていた。

 ところが、上川も出演した08年4月の神戸公演初日の食事会の際、遊びに来ていた忍足があいさつに立った時、上川が「手話の通訳をしてあげて」と三浦に声を掛けたことがきっかけでまた交際が始まった。結婚を報告した際、上川は「オレのおかげだ」と喜んでいたという。また、兄・大輔も弟を指さして「こんなのでいいの?」と忍足にジョークを飛ばした後、「よろしくお願いします」と祝福した。

 2人は「笑顔の絶えない明るい家庭をつくりたい」としている。忍足は妊娠しておらず、仕事を続ける。

 ◆三浦 剛(みうら・つよし)1975年(昭50)7月18日、奈良県生まれの34歳。兄・大輔と同じ奈良・高田商の野球部で投手として活躍し、98年芸能界デビュー。09年はフジ系ドラマ「リアル・クローズ」第4話にも出演した。

 ◆忍足 亜希子(おしだり・あきこ)1970年(昭45)6月10日、北海道生まれの39歳。銀行勤務を経て99年の映画「アイ・ラヴ・ユー」で日本初のろう者の主演女優としてデビュー。同年、「毎日映画コンクール」スポニチグランプリ新人賞など受賞。

(2010.1.2 スポーツニッポン)
「手話は言語」賠償確定
2009年12月16日 (水) | 編集 |
「手話は言語」賠償確定

 乗用車にはねられた後遺症で手話が不自由になった聴覚障害の60歳代の女性が、車を運転していた男性に損害賠償を求めた訴訟は、控訴期限の9日までに双方が控訴せず、男性に約1200万円の支払いを命じた名古屋地裁判決が確定した。判決によると、名古屋市中川区、主婦大矢貴美江さんは2004年7月、交通事故に遭って利き手の左手首などに後遺症が残り、手話が不自由になった。判決は「手話は健常者の言語にあたる意思疎通の手段で、手話への影響に応じた後遺障害として扱うのが相当」と判断していた。

(2009年12月14日 読売新聞)